
このような方向けの記事です。
本記事の内容
- グラボなしでPCゲームは遊べるのか?
- グラボなしでPCゲームを遊ぶ方法
- 「ゲーミングPC高いよ」という方にアドバイス
2021年1月頃からグラボの価格が高騰しゲーミングPCも全体的に価格が高くなり、手が出しづらい状況が続いています。
ゲーミングPCが高くて買えないという方も、お持ちのグラボなしのパソコンでゲームが遊べないかと考えられることもあるでしょう。
本記事ではグラボなしでPCゲームを遊ぶ方法の解説や、「ゲーミングPC高いよ」という方に耳より情報を提供しています。
ゲーミングPCが高くて困っている方は必見です。
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初めてのゲーミングPCの選び方を徹底解説
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BTOメーカー 開催中セール一覧
| メーカー | セール・キャンペーン | 期間 | お得度 |
| G-Tune | 夏先取りセール | ~6月25日(水) | 4.0 |
| パソコン工房 | PALIT製グラフィックスカード搭載ゲーミングPC 怒涛の大感謝祭 | ~7月9日(水) | 5.0 |
| フロンティア | 熱量Mmax!ボーナスセール | ~6月27日(金) | 5.0 |
| 夏得祭 | ~7月16日(水) | 5.0 |
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【2025年6月】BTOゲーミングPCセール情報まとめ
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グラボなしでPCゲームは基本的には無理
まず前提としてグラボなしでPCゲームのプレイは無理だと考えておいてください。
もちろん要求スペックの低いゲームを軽く遊ぶくらいならいけるタイトルもあります。
しかし最新のゲームは快適に遊ぶどころかそもそも動かない可能性もあります。
PCゲームをプレイするのであればグラフィックボードを搭載したいわゆるゲーミングPCが必要になってきます。
安いグラボでもあると無いで雲泥の差

現行おもに販売しているグラボで一番下のクラスがGTX1650です。
グラボ単体の価格で見れば3万円前後くらい。高いものでは20万円越えなどもあります。
GTX1650などの安いグラボでもあると無いではグラフィック性能は雲泥の差です。
| グレード | GPU | 3DMark Graphics Score |
| ハイエンド | RTX3090 | 19940 |
| ミドルハイ | RTX3070 Ti | 14804 |
| ミドル | RTX3060 | 8783 |
| ローエンド | GTX1650 | 3634 |
| オンボード | Intel UHD Graphics 770 | 806 |
例えばIntel Core iシリーズ最新12世代の内蔵GPUが『Intel UHD Graphics 770』で、3DMarkスコアが806です。
ローエンドグラボGTX1650では3600前後で約4倍の性能があります。
この4倍差がかなり大きく、グラボを搭載するだけで十分に快適にゲームが動くようになります。
もちろん有利にするためにはより高い性能のグラボを搭載しておきたいですけどね。
グラボ性能目安
| グレード | 性能目安 |
| NEW! RTX4090 | 4K 高画質・高フレームレート |
| NEW! RTX4080 SUPER | |
| NEW! RTX4080 | |
| NEW! RTX4070 Ti SUPER | 4K 高画質 |
| NEW! RTX4070 Ti | |
| RTX3090 Ti(販売終了) | |
| NEW! RTX4070 SUPER | |
| RTX3090(販売終了) | |
| RTX3080 Ti(販売終了) | 4K 低画質 WQHD 高画質 |
| NEW! RTX4070 | |
| RTX3080(販売終了) | |
| RTX3070 Ti(販売終了) | WQHD 低中画質 フルHD 240fps安定 |
| RTX3070(販売終了) | |
| NEW! RTX4060 Ti | フルHD 144fps安定 (240fpsも狙えるが安定ではない) |
| NEW! RTX4060 | |
| RTX3060 Ti | |
| RTX3060 | |
| GTX1660 Ti(販売終了) | フルHD 144fps (場面によっては100fpsくらいまで落ち込む) |
| RTX3050 | |
| GTX1660 SUPER(販売終了) | |
| GTX1650(販売終了) | フルHD100fps |
Apex Legendsなどの対人FPSをプレイするならフルHDで144fps安定プレイ可能なRTX3060以上がおすすめです。
フレームレートは非常に重要な要素です。
フレームレートとは
1秒間にどれくらい描画されているかのこと
fps(frame per second)で表されることが一般的です。
1秒間に30枚の絵が描画されるものを30fps、60枚なら60fpsになる。
パラパラ漫画を思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。1秒間に30枚の絵よりも60枚の方が滑らかに見えるはずです。
PS4やSwitchでは60fpsが上限ですが、PCでは性能さえ高ければフレームレートに上限がありません。
PCのアドを引き出すのであればそれなりの性能のゲーミングPCを購入したい所です。
グラボなしでPCゲームをするには
GeForce Nowを利用する

GeForce Nowというサービスを利用することでゲーミングPCでなく普通のパソコンでもゲームをプレイすることができます。
GeForce Nowは大手携帯キャリアのソフトバンクが提供するクラウドサービスです。
ゲームがクラウドに存在しそれを自身の端末にストリーミングすることでゲームプレイが可能となっています。
なので自身のPCの性能に左右されることなく、普通のパソコンでもある程度快適にPCゲームをプレイすることが出来ます。
もちろん本気でゲームをプレイしていきたいならゲーミングPCを推奨します。
注意ポイント
- 60fps上限
- 1時間ごとに接続が切れる(有料プランだと6時間)
- 混雑時にアクセスできない場合がある
このような縛りがありますので試してみて、より一層ゲーミングPCに興味が湧いたら購入検討してみてください。
下記の「おすすめゲーミングPCランキング記事」にておすすめのコスパに優れたモデルやとにかく価格の安いゲーミングPCを紹介していますので是非参考にしてみてください。
続きを見る
【2024年】予算別ゲーミングPCおすすめ!コスパや性能で選ぶべきモデル!
とはいえGeForce Nowは無料から始められるので一度体験してみると良いかもしれません。
ゲーミングPCの価格が高い
そもそも本記事を見てくださっている方はゲーミングPCが高くて購入に踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
そうですよね、2022年5月現在どんなに安くてもゲーミングPCは10万円はしますし、どうせ買うなら16万円くらいがおすすめです。(144fps安定)
更には周辺機器、モニターなども考慮すると総予算20万円とか30万円とかになってきます。
それを覚悟の上でゲーミングPCの購入を決断された方にアドバイスや、こんな手もあるよと耳より情報をお伝えしていきます。
できるだけ安いBTOメーカーで購入
ゲーミングPCの購入はいくつか手段があります。
| メリット | デメリット | おすすめ度 | |
| BTO | コスパが良い 好みにカスタマイズ可能 保証・サポート充実 |
発送に時間がかかる 実物が見れない場合もある |
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| 大手通販 | 発送が速い 普段使いのポイント貯まる |
BTOよりはコスパ× サポートは微妙 |
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| 家電量販店 | 実物を見れる 即購入可能 |
コスパ悪い 品数が少ない |
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| オークション フリマ |
中古なので安価 | トラブル覚悟 保証・サポートが無い |
おもに上記4つがゲーミングPCの購入先として挙げられるでしょう。個人的にはBTOパソコンメーカーでの購入がおすすめです。
単純にコスパが良いし、保証・サポートが充実なので知識のない方でも安心です。
詳しくは下記記事にて解説しています。
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ゲーミングPCはどこで買うのがおすすめ?各販売店特徴紹介
続きを見る
しかしBTOと一口に言っても、たくさんのメーカーがあり、それぞれ特色があったりします。
どこのメーカーで購入するかは何を重視するかによって決めると良いでしょう。
安く買いたいというなら同じスペックのゲーミングPCを各メーカーで比較してみたりしてみましょう。
ストームが驚きのコスパを実現しています。銀軸ゲーミングキーボード&ゲーミングマウス付属していながら最安値クラスとコスパがやばいです。コスパ重視なら一押しメーカーです。
その他のメーカーも比較的安いのでおすすめです。
パソコン工房、ツクモ、ドスパラなんかは知名度も高くて安心だと思います。
当サイトでは詳しく比較もしていますので是非参考にしてみてください。
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BTOパソコン購入者必見おすすめメーカー20社比較【2025年】
続きを見る
一旦グラボなしPCを購入して安くなってからグラボを購入
2021年1月頃からグラボの特需や半導体不足によりグラボ価格が高騰しました。
その為ゲーミングPCも全体的に価格が高くなり、手が出し辛い状況が続いていると思います。
なので一旦グラボなしのPCを購入しておき、グラボが安くなってからグラボを購入するという手もあります。
上記にある通り、Amazonなどでもグラボは購入可能です。
グラボなしでパソコンを購入する際にはいくつか注意点などもあります。
おすすめのグラボなしパソコンと合わせて下記記事にてまとめて解説していますので是非参考にしてみてください。
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BTOパソコンをグラボなしで購入!おすすめメーカーとモデル紹介
続きを見る
コスパ重視ゲーミングPC 3選
とりあえずコスパに優れたゲーミングPCを知りたいという方に向けて3つ紹介させていただきます。
また本記事で紹介するものは主にフルHD環境において活躍するゲーミングPCを紹介していますので、4Kとかレイトレーシングに興味がある方は下記の記事を参考にしてください。
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4Kを快適にプレイできるゲーミングPCおすすめ5選
続きを見る
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【2024年】ゲーミングPC最強ハイエンドモデルおすすめランキング
続きを見る
1位:LEVEL-M76M-137-TLX

| CPU | Intel Core i7-14700F |
| CPUクーラー | トップフロー空冷 |
| グラボ | RTX4070 |
| マザボ | B760 |
| メモリ | 16GB DDR5 |
| SSD | 1TB Gen4 |
| HDD | なし |
| 電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 |
| ケース | ミニタワー |
| OS | Windows11 Home |
ポイント
- RTX4070搭載では業界最安値
- キーボード&マウス付属
今最もおすすめのゲーミングPCはパソコン工房から発売されている『LEVEL-M76M-137-TLX』です。とりあえずスペック不足による後悔をしたくない方におすすめです。
自分が今からゲーミングPC買うならこれを買うかなと思います。それほどの性能と価格を実現してくれています。
RTX4070 搭載でほぼ全てのゲームを超快適にプレイすることができます。具体的に言えばApexLegendsなどのFPSでも240fpsでプレイ可能です。
フルHDで遊ぶのであれば今後しばらく困らない性能で、かつ4Kやレイトレーシングで遊ぶことも視野に入れることができるコスパに優れた1台です。
CPUがIntel最新13世代のi7-13700Fとかなり高性能です。
個人的にはSSD500GBでは足りないと思っているので予算に余裕があれば1TBにアップグレードするなりサブストレージとしてHDDを追加するなどカスタマイズ推奨です。
とりあえずゲーミングPCどれ買おうか迷っているならコレを一押ししたいゲーミングPCとなります。
2位:LEVEL-M07A-134-RBX

| CPU | Intel Core i5-14400 |
| グラボ | RTX4060 |
| メモリ | 16GB DDR5 |
| SSD | 1TB(M.2 Gen4) |
| 電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 |
| ケース | InWin EM058 ミニタワー |
| OS | Windows11 Home |
ポイント
- 最新13世代Core i5
- 有名パソコン工房
- キーボード&マウス付属
第2位はパソコン工房の『LEVEL-M77M-134F-RBX』がおすすめです。
最新13世代Core i5-13400とRTX3060搭載モデルを業界最安値で購入することが出来ます。
メモリが16GB、SSDの容量が500GBと最低限揃っています。ただ最新ゲームをたくさん入れていくつもりなら500GBは確実に足りなくなるので1TBへのアップグレードやHDD増設をおすすめします。
キーボード&マウス付属で初期費用を抑えることもできるのでとにかく安くRTX3060搭載ゲーミングPCが欲しいという方にはおすすめの1台です。
3位:LEVEL-M06M-124-NAX

| CPU | Intel Core i5-14400 |
| グラボ | RTX 3050 |
| メモリ | 16GB DDR5 |
| SSD | 1TB Gen4 |
| 電源 | 700W 80PLUS BRONZE認証 |
| ケース | ミニタワー |
| OS | Windows11 Home |
ポイント
- 安く抑えられる
- キーボード&マウス付属
- 安心の最長4年保証
パソコン工房の『LEVEL-M76M-134F-NAX』がおすすめです。
まだ下にGTX1650があるんですけど、価格差もほぼ無い上に性能は数段上なのでコスパに優れています。
グラボがRTX3050なのでフルHDで軽く遊ぶ程度なら快適です。
CPUは最新13世代Intel Core i5-13400でゲームでしっかりと活躍してくれます。
メモリ容量が16GBとSSD容量が500GBと一般的な構成で十分でしょう。
キーボードとマウスも付属してくるので周辺機器の初期費用も抑えることが出来ます。
パソコン工房では最長4年保証も付けることができるので、故障時も安心です。
安く抑えたい方にはおすすめの1台です。
グラボなしでPCゲーム まとめ
ポイント
- GeForce Nowを利用すればグラボなしでもPCゲームを楽しめる
- 本気でプレイするならゲーミングPCがおすすめ
- コスパの良いBTOメーカーがある
グラボなしでPCゲームを遊べるのかについて解説してきました。
グラボなしではまともに遊べませんが、GeForce Nowを利用すればある程度快適にPCゲームをプレイすることができます。
ただし、縛りもありますので本気でプレイしたいと考えるならゲーミングPC一択です。
メーカーによって価格は結構違ってきますから、コスパの良いBTOメーカーを選ぶことが大切です。
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