SwitchにはSwitchだけのゲームもたくさん存在しますね。
NintendoのゲームはNintendoのゲーム機でしかプレイ出来ないんです。スマブラ , マリオシリーズ , ゼルダシリーズ , etc.
その逆もまたしかり。Switch以外でしか遊べないゲームも存在します。
そしてSwitchに飽きてきたのならゲーミングPCはいかがでしょうか。
Switchに飽きてしまった方に向けて一つの選択肢としてゲーミングPCの魅力について紹介してきたいと思います。
ゲーミングPCの魅力
圧倒的グラフィック美
まずゲーミングPCではSwitchやPS4などのコンシューマー機に比べて更に美しいグラフィックでゲームを楽しむことが出来ます。
Switchなどのコンシューマーは定められたスペックで販売されます。その為、ゲームもハードに合わせたグラフィックに調整される上に好きなように設定することが出来ません。
対してPCは良くも悪くもスペックが下から上まで存在します。その為PCスペックに合わせたグラフィック調整が可能となります。
後にも出ますがMODというPC限定で遊べる改造要素みたいなものがあり、MODを使用することで公式以上のグラフィックにすることも可能です。ゲームやMODによってはまるで実写かのようなリアルさを実現したりも出来ます。
解像度もフルHD(1920×1080)が未だにメインではありますが、WQHD(2560×1440)や聞いたことはあるでしょう4K(3860×2160)等の高精細なモニターを使ってよりムラの無い綺麗な映像でもゲームを楽しめます。
グラフィックや解像度の自由な所はゲーミングPCというかPCゲームの魅力の一つです。
高フレームレートで快適
SwitchやPS4では60fps、PS5でも120fpsのようにコンシューマー機ではフレームレートに上限が定められています。
フレームレートとは
1秒間にどれくらい描画されているかのこと
fps(frame per second)で表されることが一般的です。
パラパラ漫画を思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。1秒間に30枚の絵よりも60枚の方が滑らかに見えるはずです。
フレームレートが重要なゲームはApex Legendsなどの対人シューティングゲームです。特にSwitch版では30fpsに設定されておりかなり不利とされています。
PC版ではフレームレートに上限が無く、144Hzモニターや240Hzモニターなどでぬるぬる快適プレイが可能です。
一度144fpsを体験すると60fpsにも戻れない体になってしまいます。
それほどフレームレートはゲームにおいても人に与える影響は大きいです。
ただ高フレームレートを体験するためにはゲームによってはそれなりに高いスペックを要求されたり、ゲーミングモニターが必要になってきたりします。
ゲームによって推奨されるスペックは違うので一概にどれくらいのスペックが必要とかは言えません。YouTubeなどでゲームタイトル別にfpsテスト動画とかもあるので調べてみると出てきたりします。15 , 16万円くらいからのゲーミングPCならどんなタイトルでも144fpsくらいは出せるかと思います。
モニターは144fps対応のもので2.5万円、240fps対応のもので4~5万円程になります。
PCにしかないゲーム
Switchにしかないゲームも多数ですけど、PCにしかないゲームも多数存在します。Switchのゲームに飽きてなおゲームをしたいならゲーミングPCがやはりピッタリですね。
例としてはValorantなどの5vs5のいわゆる爆破ゲームとかですね。ゲーム性としてヘッドショットで一瞬で撃ち合いを決めるもので、繊細なエイムが必要になりコントローラーでは難しいためにコンシューマーではリリースされることは無いでしょう。
似たようなゲームとしてはAVA , CS:GO , SA , SFなどがありますがいずれもPC限定です。
後は2022年2月くらいから人気急上昇したVampire SurvivorsとかもPC限定ですし、コンシューマーでリリースされる話は今のところ無さそうです。一応コントローラー対応なので可能性はありそうですが。
モンハンは今のところワールドとライズがPC版でもリリースされています。モンハンシリーズのようにPS4やSwitchなどで先にリリースされることもあります。
MODで遊び方無限
先ほども少しだけ触れましたが、MODを導入することが出来るのもPCゲームの良い所です。
ポイント
MODは簡単に言うと有志の方が作成する改造データの事です
改造というと悪く聞こえるかもしれませんね。しかしMODはオフラインゲームであったり、マルチプレイゲームでも協力プレイのゲームなどで適応するものばかりでお互いの合意の元で遊ぶことがほとんどです。
対人ゲームで絶対に勝てないような動きをしたりするいわゆる「チート」とは大別されます。
有名なのはやはりマインクラフトでしょう。
影を追加したり光源を綺麗にしたりする「影MOD」やネザーのような異世界を増やすMODや、モブやアイテムを追加するMODなど様々なものがあります。
公式で用意されたゲームだけではいずれ飽きが来るかもしれませんが、追加要素を足せるMODがあるのでPCゲームは無限の可能性があります。
ゲーミングPCの欠点
高価
もちろんゲーミングPCにも欠点はあります。一番の欠点はやはり高価な所でしょう。
執筆現在(2022年3月)一番低いゲーミング性能のPCでも10万円以上はします。
SwitchやPS4では3万円ほどで購入できるので、それに比べるとやはり高価ですので敷居は高いと感じてしまいます。
更に先ほど説明している、グラフィック美や高フレームレートといったゲーミングPCの強みを体験するのであれば、15 ,16万円くらいは出しておきたいものです。
当サイトでは価格帯別でのおすすめのゲーミングPCも紹介していますので比較的安価なゲーミングPCをお求めなら下記を是非参考にしてみてください。
そしてゲーミングPC本体だけでなくキーボード・マウスなどの周辺機器やモニターなども必要になってきます。
プラス作業環境として、デスクやチェアもあった方が良かったりと結構費用がいります。
場所を取る
ゲーミングPCはデスクトップがおすすめですが、やはりデカいので場所を取ります。
本体も当然のことながら、モニター、キーボード・マウス・マウスパッドも置く必要が出てきます。
作業環境を確保するために大きめのデスクも欲しくなりますね。
さすがにコンシューマ機はスリムですし全然どこにでも置けるサイズ感ですよね。
ゲーミングPCのQ&A
ゲーミングPCはどこで買う?
さて、本格的にPCゲームをプレイするならゲーミングPCが良いと説明してきましたが、どこで買うのが良いのか?
そもそもゲーミングPCは下記の購入方法があります。
- BTOパソコンメーカー
- 大手通販サイト(Amazon・楽天など)
- 家電量販店
- オークション・フリマアプリ
ずばりBTOパソコンメーカーでの購入がおすすめです。
メリット | デメリット | おすすめ度 | |
BTO | コスパが良い 好みにカスタマイズ可能 保証・サポート充実 |
発送に時間がかかる 実物が見れない場合もある |
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大手通販 | 発送が速い 普段使いのポイント貯まる |
BTOよりはコスパ× サポートは微妙 |
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家電量販店 | 実物を見れる 即購入可能 |
コスパ悪い 品数が少ない |
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オークション フリマ |
中古なので安価 | トラブル覚悟 保証・サポートが無い |
おすすめのBTOメーカーは?
ゲーミングPCを購入するならBTOが良いとなりますが、たくさんのメーカーが存在しますね。一体どこで買えばよいのやらと困惑するかもしれません。
上記記事にて各メーカーを価格やカスタマイズなどから比較し、どこがおすすめなのか解説しています。
その中でも個人的TOP3だと思うメーカーについては本記事でも紹介します。
ストーム
ポイント
- コスパに優れている
- 標準パーツが良い品質
- ケースデザインが良い
おすすめ度 | |
価格 | |
カスタマイズ | |
知名度 | |
店舗数 | |
出荷目安 | 6~8日 |
ツクモ、パソコン工房と比べるとどうしても知名度に欠けてしまうが、個人的にとてもおすすめのショップです。
カスタマイズはほとんど出来ませんが、標準パーツが品質の良いものでカスタマイズの必要性があまりなく、知識のない方におすすめです。
ただしマザーボードが標準だとMicro ATXの物もあるので、ATXにカスタマイズしておけば拡張性も問題ありません。
マザボ以外は本当にカスタムする必要性は感じられませんでした。
また標準でピカピカ光るパーツを採用しているモデルなどもあり、安いながらも格好いいデザインのパソコンが手に入れられます。
更にゲーマー向けの銀軸キーボード・マウスも付属しているので初期費用を抑えたい方には持って来いです。
それでいて価格が安いので、マジでおすすめです!
パソコン工房
ポイント
- 知名度はかなり高い
- 価格が非常に安い
- 店舗がほぼ全国にあり実機を見れたりする
おすすめ度 | |
価格 | |
カスタマイズ | |
知名度 | |
店舗数 | |
出荷目安 | 7~14日 |
とにかく安い。
比較したスペック以外のPCでも安さを取るならパソコン工房だと思います。
特徴は何といっても店舗の数の多さ。断トツの1位です。その数70店舗程です。
ほぼ全国にあるので、オンラインが不安な方や早く手に入れたい方が実際に足を運び購入することも可能でしょう。
実際に知識のある人と話したいならやはり店舗で店員さんと話すのが一番でしょう。
そしてスペックも下から上(GTX1650~RTX3090)まで勢揃いでどんな要望もパソコン工房だけで解決出来ます。
またプロゲーミングチームのコラボPCもあり、好きな人がいるなら是非購入してあげてください笑
かなり良心的な価格設定なのでおすすめです。
また大きな声では言えませんがパソコン工房のケースがダサいなと思っていました。が、 LEVEL ∞ RGB Buildというかっこいいモデルも登場しもはや最強か...?
ツクモ
ポイント
- 昔から自作パーツやBTOショップとして名を馳せている
- 全ショップの中で3番目に安い
- RTX3080以上の選択肢が少ない
おすすめ度 | |
価格 | |
カスタマイズ | |
知名度 | |
店舗数 | |
出荷目安 | 2~4日 |
PCについて少し知識ある方なら絶対に聞いたことがあるショップです。
知名度も高く、かなり安く買うことが出来ます。
ゲーミングPCブランドはG-GEARという名前です。
店舗も比較的多く、店員さんに直接話が聞けて知識のない方でも安心のショップです。
カスタマイズ自体多くは無いですが、どこのメーカーのものか記載されているので、信頼できるメーカーのパーツを選ぶことが出来ます。
グラボ不足の状況ですが流石はツクモといった感じで安定して供給してくれる良いお店です。
ただしハイエンドのRTX3090やRTX3080Tiなどは販売していなかったりと、ミドルレンジやローエンドを探している方向けのショップとなります。
デスクトップとノートどっちがいい?
本記事を見てくださっている方はもしかしたら既に家にあるノートパソコンでゲームがしたいと思って見てくれているか、これから普通のノートパソコンを購入しようと考えている方のどちらかが多いかと思います。
どちらにせよ、本格的にPCでゲームをしたいならゲーミングPCの購入がおすすめです。
ゲーミングPCにもゲーミングノートとゲーミングデスクトップの2種類があります。
私個人としてはゲーミングPCはデスクトップを選ぶことを強くおすすめしています。
例えば同じ15万円という予算で買えるノートPCとデスクトップではデスクトップの方が性能が良いです。
またゲームに重要なCPUやグラボといったパーツは日進月歩です。
デスクトップであれば比較的容易に一部パーツを交換しやすく、最新スペックに更新することも出来ます。
ゲーミングPCの電気代はどれくらい?
電気代もSwitchやPS4などのコンシューマー機に比べて高くはなります。PS5はどうやらPCとそんなに変わらないようですが。
PCもスペックは様々ですから、消費電力は結構幅があります。
しかしそんな法外な価格にはなりません。
正確な電気代なんて別に電力会社から聞くことも出来ないので分かりませんが、ある程度は計算することも出来ます。
私の使い方であれば月に1,000円かかるか かからないかくらいだと思います。
毎日数時間ゲームをプレイするとかならもう少しかかるかもしれません。
まとめ
メリット
- コンシューマーよりも綺麗・自由
- 高フレームレート
- PCだけにしかないゲーム
- MODで遊び方無限
デメリット
- 価格が高い
- 場所を取る
- 消費電力が高い
- 一部プレイ不可タイトルあり
Switchに飽きてしまった方に向けて一つの選択肢としてゲーミングPCの魅力を紹介してきました。
一番の懸念点は価格が高いことでしょう。ハッキリ言ってそれ以外はそんなに大きなデメリットでもありません。
PCにしかない魅力もまた大きく、ゲームが好きならゲーミングPCを購入することで遊びの幅が広がると思います。