Razer Blackwidow Lite JP Mercury Whiteを購入しましたのでレビューします。
とりあえずRazerの製品ということで問題ないだろうというのとホワイトカラーに惹かれて購入しました。
ポイント
- テンキーレス
- 白いキーボード(黒もあり)
- オレンジ軸
- 静音リング付属
このキーボードの特徴を簡単に説明するならこんな感じでしょうか。
Blackwidow Lite 外観や仕様
今回購入したのがマーキュリーホワイトモデルなので外箱はホワイト調です。どうやらブラックモデルでは外箱は緑っぽい?
で、外箱の中からRazerロゴが描かれた茶色の箱が出てきます。
茶色の箱をパカッと開くとキーボードと対面します。
上部蓋(?)には書類らしきものが。
キーボードには透明のプラスチックで蓋されていて、梱包にはこだわりを感じました。ビニールに包まれているだけのキーボードも多いですからね。
Blackwidow Lite 付属品
- Blackwidow Lite 本体
- microUSBケーブル
- 書類(ステッカー)
- Oリング・キートップ抜き
碌にリサーチもせずにRazerのキーボードってことで購入しましたが、静音化できるOリングが標準で付いてるとは驚きでしたね。
後に紹介しますが、割と優秀でしたよ。
Blackwidow Lite 外観
控えめな印字で落ち着いていて非常に好みのデザインです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、スペースキーがかなり短めです。
ホームポジションに指を置いたときに絶妙に良い位置にスペースキーがあるので押し間違えることはありませんでした。
フレームはメタリック調で高級感があり、RAZERの刻印は控えめに矢印キーの上に描かれています。
同じRazerから発売されているBlackwidow V3 TKLと外観を比較してみたところ、Blackwidow Liteのキートップが結構薄っぺらいです。傾斜も強いですね。
USBケーブルは着脱可能なんだけど、接続部は右寄りです。
とはいえ別に真ん中にあろうが左右どちらにあろうが、ケーブルが長いから届かないなんてことはないでしょう。
USBケーブルは布素材で、白銀っぽくてすっごくカッコイイ!黒の布ケーブルは見たことあるけど白は初めてでこれにはちょっと感動した。
ちなみにUSBはmicroUSBでちょっと残念でした。最近のキーボードはType-Cの物が増えてきていて、Type-C同士なら別メーカのUSBでも認識してくれる。互換性が無いのでケーブルは必然的に増えてしまうのが残念。
Blackwidow Lite ライティング
Blackwidow Liteはライティングには対応しているものの、白一色のみとなっています。
これはこれで綺麗でいいんですけど、いかにもゲーミングっぽく虹色に光らせたいという方には向いていません。
Razer SYNAPSEという専用ソフトにも対応はしていますが、流石に白一色のライティングなので設定項目はクッソシンプルです。
- ブリージング:点いたり消えたり
- スタティック:常時点灯
ソフトを使用せずとも、ファンクションキーとF11,F12キーでも明るさの調整が可能です。
ソフト使用してもアニメーション効果は無いに等しいし、わざわざインストールする必要も無さそうである。
しかもキーで出来る明るさ調整は驚きの21段階です。
一番明るい状態から、LED消したいと思ったら20連打しなければなりません。調整出来すぎるのも考え物だなぁと思いました。
Blackwidow Lite Oリング
指の皮ボロボロすぎいいぃぃ!
付属のOリングを実際に着けていきたいと思います。
ちなみに実際に数を数えてみたら94個付属していて、全キーに着けるとしたら1個余りが出ます。が、他の方のレビューを見たところ数が違うのは何故だろう?
上記が写真の通り、Oリングはゴム質でブニブニと柔らかいです。誰得情報?
取り付け方についてはご丁寧に、説明書に記載されています。
キートップを引っこ抜き、軸にOリングをはめて、キートップを付けるだけです。
実際に着けてみるとこんな感じです。
これをもとに戻すだけなので簡単です。
でも全キー取り付けとなると正直めんどくさい。なのでゲームでよく使うWASDとか特定のキーだけでいいかと思います。
ちなみにOリングを取り付けるとライティングを邪魔してきます。
写真で映っている範囲だとW,S,DキーにOリングを取り付けていますが、印字の下の方がオレンジっぽくなっているのが分かる。
ふとキーボードに視線を落とすと意外と目立つ。ちょっと残念かなと思いましたが、Oリングってこんなものなのかな。
Amazonとかで調べたら白のOリングとかも売ってるから、互換性があるのならそっちのほうがいいのかも?
Blackwidow Lite 使用感
これまたRazerのキースイッチについてあまり知識が無くて、オレンジ軸が何軸に相当するのかって調べてませんでした。(おいっ!)
とりあえずキーを押したときの打鍵音で赤軸に近いのかなと思ったんですけど、じっくり味わうと僅かにクリック感があります。なので、オレンジ軸は茶軸に相当しますね。
押下圧は45gらしくて赤軸と同じですが、クリック感がある分重たく感じます。実際には50gだったっていう記事も見かけたのでそうなのかもしれません。
なので、長時間ゲームするとなると赤軸や銀軸に比べて疲労が出やすいかなと感じました。
打鍵音に関してはめちゃくちゃ良いです。個人的には茶軸が一番好きかもしれないなと思わされました。まぁオレンジ軸だけど。
打鍵音に関してもレビュー動画をアップロード予定ですので、そちらと合わせてご視聴頂ければと思います。今しばらくお待ちくださいませ。
Blackwidow Liteを選ぶ理由
ここまで、Blackwidow Liteをレビューしてきましたが、ライバルの存在が。
それこそ同メーカーRazer Blackwidow V3 TKLですね。
簡単にスペック比較してみます。
Blackwidow Lite | Blackwidow V3 TKL | |
価格 | ¥10,978 | ¥12,980 |
本体カラー | 白・黒 | 黒のみ |
サイズ | テンキーレス | テンキーレス |
USB | 布素材・着脱可・microUSB | ラバー素材・着脱不可 |
ライティング | 白のみ | RGB対応 |
キースイッチ | オレンジ軸 | グリーン軸・イエロー軸 |
Blackwidow V3 TKLがほぼ同じ価格で、テンキーレスで、RGBにも対応しています。さらに、執筆時点でAmazonタイムセールにて¥9,980で販売されています。
USB着脱可能か
上記写真はBlackwidow V3 TKLで、USB着脱は不可となっています。
Liteであれば着脱可能なので、持ち運びの際には着脱可能な方が便利かと思います。
白いキーボードが良い
Blackwidow Liteはブラックかホワイトの2つのカラーから選ぶことが出来るが、V3 TKLではブラックしかありません。
なので白いキーボードが欲しいなら、Lite一択でしょう。
グリーン軸かオレンジ軸なら・・・
Blackwidow V3 TKLはグリーン軸とイエロー軸の2モデルありますが、実はイエロー軸の販売はもう見かけません。
なのでグリーン軸しか選択肢は無いのです。
となると、グリーン軸がオレンジ軸ならどっちがいいか?当然オレンジ軸なんですね。グリーン軸なんてうるさすぎて使ってられません。
またLiteにはOリングも付属しており、より静音化が可能なのでそこもまたヨシ。
まとめ
ポイント
- Oリング付属で静音性に強い
- 茶軸相当なので赤軸よりはゲーム向きではない
- ライティングは白のみ
約1万円と手ごろな価格に加え、Oリングまで付属というコスパの良さ。
メタリック調なフレームや白銀の布素材USBケーブルがカッコよく、着脱も可能で持ち運びにも便利。
オレンジ軸ということで、クリック感はあり赤軸や銀軸に比べ重たく感じるので、長時間ゲームプレイすると疲労感は感じられるかと思います。
ライティングはシンプルに白一色のみとなっているので、虹色にピカピカ光らせたいという方には不向きです。