このような方向けの記事です。
本記事の内容
- フルカスタマイズのメリットとデメリット
- フルカスタマイズ可能なBTOパソコンメーカー
- どこのメーカーがおすすめなのか
ゲーミングPCではゲームさえできれば何でもいいよという方も多いはずです。
それとは対照に、他人とは違うデザインや機能性を持ったオリジナリティ溢れるゲーミングPCを手に入れたいという方もいらっしゃるでしょう。
自身で考え抜いた構成であれば単純にモチベーション向上にもなりますし、大事にしようという気持ちも芽生えます。
本記事ではフルカスタマイズ可能なBTOパソコンメーカーの紹介をしています。
フルカスタムPCが欲しい方は必見です。
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フルカスタマイズのメリット・デメリット
メリット
- 他人とは違う構成にできる
- 細部にこだわることができる
デメリット
- 普通のBTOに比べると高価
- 納期は遅め
- 多少の知識が必要
PCはいくつかものパーツから成っている。
フルカスタマイズはその名の通り、全てのパーツを自分で決めることができるので、他人とは違う構成に出来ます。
さすがにCPUは選択肢に限りがありますけど、ケースやファン、マザーボードなどはかなり多くの種類があるので個性あるPCに仕上げることができるでしょう。
また、冷却性能を高めたいとか、マザボの機能性重視とか、見栄え重視とか細部にこだわることができます。
もちろん膨大な数のPCパーツの中から好きなものを選んで注文する分、メーカーとしては大変。普通のBTOパソコンに比べても価格は高くなりがちです。
同じく、納期も比較的遅くなりがちです。
普通のBTOパソコンメーカーでは標準構成があるので、スペック選びに迷いが少ないですけど、フルカスタマイズではパーツに合った電源容量などを選択する必要があり、多少の知識も必要です。
当サイトでは料金や納期などについてBTOメーカーを比較していますので是非参考にしてみてください。
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BTOフルカスタマイズ可能メーカー
フルカスタマイズができるBTOパソコンメーカーは下記になります。
VSPEC
フルカスタマイズBTOということで他社を圧倒するカスタマイズ量です。
ある程度モデルが考えられており、そこから結構自由にカスタマイズするという形がとれるので初心者でもまだわかりやすい。
ゲーミングPCはもちろんのことながら、静音PCやサーバー向けのPCなど様々なニーズに対応。
ちなみに標準では10営業日ほどの納期とまぁ遅めですね。+4,000円で短納期サービスを利用することもできますが、それでも約5営業日となっています。
自作は難しそうだけど、「自分だけの構成のパソコンが欲しい」だとか、「パーツにこだわりがある」という方にはおすすめのBTOメーカーです。
もはやBTOというか自作代行と言っても過言ではない。
BTOながら個性豊か、オリジナリティ溢れるパソコンを手に入れることが出来ます。
PC-take
他のメーカーではある程度構成が決まったモデルを選び、カスタマイズしていきますが、PC-takeは全てのパーツを自分で選ぶフルカスタマイズBTOメーカーです。
他2社に比べるとややカスタマイズできるパーツの種類には劣ってしまいます。
とはいえ十分なカスタマイズ量で、ことたりるでしょう。
動作テストを依頼したり、配線の本気度を選んだりと珍しいこだわりをチョイスすることが出来る。
しかし価格は高くなってしまうのと、出荷目安の記載は無いなど難点はあります。
PCワンズ
PCワンズではフルカスタマイズPCの注文が可能です。またフルカスタマイズBTOメーカーは他にも存在しますが、PCワンズはその中でもピカイチに安く購入することが出来ます。とはいえ大手やコスパ重視メーカーに比べると価格は普通に高いです。そして無数にある全てのパーツを常に在庫を抱えておくなんて無理ですから、取り寄せ品となっている場合は納期が遅くなってしまう点は注意しましょう。
またフルカスタマイズはある程度知識は必要なので初心者向きでは無いでしょう。
フルカスタマイズだけではなく、『ZEST』というブランドのゲーミングPCの販売も行っています。ただこちらは決してラインナップが多い訳では無いしカスタマイズも出来ないので、運よく理想のスペックが販売されていればラッキーくらいな感じですかね。価格はパッと見た感じ安いとは思わなかった。
ただ出荷目安と言うかお届け日を指定出来て、私が見た時は翌日に指定出来た。
BTOフルカスタマイズメーカー どこがおすすめ?
とりあえず、おすすめはPCワンズですね。
価格も安く納期も早い、選べるパーツの量に不足なしと優れています。
まぁ何を重視するかによって変わったりします。
- 価格
- カスタマイズ量
- 納期
- 保証
このような観点で見て、自分にあったメーカーを探すと良いでしょう。
価格
同じスペックの場合どこが安いのかを比較してみました。
比較したスペックは下記の表の通り。
OS | Windows10 HOME |
CPU | Intel Core i5-14400 |
GPU | Geforce RTX 4060 8GB |
メモリ | 16GB |
電源 | 700~750W GOLD |
SSD | 500GB |
マザボ | B760 |
ケース | 標準 |
その時の各メーカーでの値段は下記の表の通り。
メーカー | モデル | 価格 |
PCワンズ | PCワンズフルカスタマイズ | ¥177,090 |
VSPEC | VSPEC 第14世代Intel ATXスタンダード | ¥211,970 |
PC-take | Intel Gaming AlderLake-S DDR4 | ¥211,000 |
選ぶパーツによっては価格の入れ替わりはあるかもしれませんが、普通にPCワンズが安かったです。
VPSECとPC-takeはそこまで大きな差ではないけど、PC-Takeしか安かった。
価格重視ならPCワンズで良いと思います。
納期
納期
- PCワンズ:1日
- VSPEC:5~14日
- PC-take:記載無
納期面でもPCワンズが1番優れているという結果になりました。なんと注文日の翌日に指定出来ました。
ただ、パーツ選択画面に「取り寄せ品」と表示されていれば納期は多少遅くなるでしょう。
注文後にメールにて確定納期は連絡してくれるそうです。
VSPECでは明確に5~14日と記載されていました。フルカスタマイズで最長2週間であれば十分に早いと思います。
PC-takeでは特に納期の記載がありませんでした。
とりあえず爆発力に期待するならPCワンズ、安定的に2週間以内で良いならVSPECかな。
保証
通常保証 | 延長保証 | 延長保証料金 | |
PCワンズ | 1年間 | 3年 | 本体価格の5% |
VSPEC | 1年間 | 2・3年 | 12,100円・24,200円 |
PC-take | 1年間 | 無し |
PCワンズでは通常保証が1年間、延長保証が+2年なので最長3年間の保証を受けることができます。延長保証の料金は本体価格の5%となっており、BTOメーカー全体で見ても安く延長できそうです。
VSPECは通常保証が1年間で延長保証は+1年か+2年で最長3年間の保証を受けることができます。2年保証では12,100円、3年保証では24,200円と料金は一律で、本体価格が高ければ高いほどお得になっていくでしょう。
PC-takeは通常保証1年間のみとなっています。保証面でも1歩劣っている結果ですね。
保証面を考えてもPCワンズかVSPECがおすすめですかね。
BTO フルカスタマイズ まとめ
ポイント
- PCワンズ
- VSPEC
- PC-take
BTOでフルカスタマイズできるメーカーの紹介でした。
一応上から順におすすめとなっています。
他人とは違うオリジナリティあるPCを手に入れることが大きな魅力です。
ただコスパだけを考えるなら普通のBTOパソコンに比べると悪い。
結局は何を重視するかによってBTOメーカー選びは違ってきます。