待望のRazer Huntsman Tournament Editionの日本語配列がこの度販売されたということでレビューしていきたいと思います。
とにかくゲームに超特化したキーボードでかなり良いと思いました。
ポイント
- 押下圧が軽くて反応速度が速くゲームに超特化
- 不足のないスペック
- イルミネーションは少し弱めか
Razer Huntsman TEが最強
Razer のテンキーレスキーボードには複数のモデルが存在します。
今回はその中でもHuntsman Tournament Editionをご紹介するのですが、これが最強です。Razerテンキーレス欲しいならこれで良いです。
価格は一番高くはなりますが、誤差は3千円程度です。
USBは布素材で着脱可能で最近普及しているType-Cなので最先端です。
オレンジ軸:いわゆる茶軸
グリーン軸:いわゆる青軸
イエロー軸:いわゆる赤軸
リニアオプティカル:全く新しいキースイッチ(銀軸似)
ゲームに向いているのは赤軸か銀軸だと思います。
そうなってくるとオレンジ軸やグリーン軸は微妙かなといった感じです。
Blackwidow V3 TKLのイエロー軸は販売を見かけないので実質的にグリーン軸一択となってしまいます。
となると、リニアオプティカルというゲームに特化したキースイッチを採用している、Huntsman TEが最強なんです。あ、ゲーム用途としてですけどね。
Razer Huntsman TE 外観や仕様
外箱の中にRazerロゴが描かれた茶色の箱が入っているのはBlackwidow Liteと同じでした。
ぶっちゃけ、箱の2層構造はめんどくさいので化粧箱の中に直接内容物入れてもらって結構なんですよね。
Razer Huntsman TE 内容・付属品
- キーボード本体
- Type-C USBケーブル
- 説明書・ロゴシール
ごくごく普通の内容となっています。
箱の中のレイアウトもBlackwidow Liteとほぼ同じ感じでしたが、Huntsman TEにはOリングの付属はありません。
Razer Huntsman TE 外観
遠目から見れば特に何の変哲もないテンキーレスキーボードといった感じですね。
矢印キーの上の辺りにはRAZERの文字が刻まれています。
キートップ天面はザラザラとした質感で、指紋が目立ちにくいので良いですね。
ただし、フレームは普通に指紋が付きましたので極力触れないようにしたいところです。
Razer Huntsman TE 裏面
裏面は無地ではなく「BY GAMERS. FOR GAMERS.」と書かれています。
滑り止めのラバーと角度調整用のスタンドもあります。
角度の表記もされており、わかりやすいです。
Razer Huntsman TE 角度調整
2段階でしか調整できないキーボードも多い中、しっかりと3段階調整に対応しており素晴らしいです。万人に受ける仕様でしょう。
Razer Huntsman TE USBケーブル
USBケーブルはType-Cで布素材と個人的には最高の仕様。
ラバーケーブルが悪いって訳ではないんだけど、布素材の触り心地であったり見た目の良さ的に布が良いと思ってます。
最近はType-Cが普及してきており、Blackwidow Huntsman TEもType-Cのものを採用している。他のキーボードのType-Cケーブルをそのまま使えるので嬉しい。
Blackwidowシリーズのテンキーレスキーボードでは唯一Huntsman TEがType-Cとなっています。
Razer Huntsman TE 良い所
Razer リニアオプティカルスイッチ
一見すると赤軸のように見えますが、また別物です。
Razerオリジナル開発のリニアオプティカルスイッチというものが採用されています。
こいつの特徴はとにかく軽くて反応速度が速いということ。
押下圧 | アクチュエーションポイント | |
リニアオプティカル | 40g | 1.0mm |
銀軸 | 45g | 1.2mm |
赤軸 | 45g | 2.0mm |
茶軸 | 55g | 2.0mm |
押下圧が銀軸や赤軸よりも軽い40gでキーを押すのに力が全然いりません。指への負荷が少なく長時間ゲームをするのに向いています。
アクチュエーションポイントはキーをどれくらい押したら反応するのかというもので、1.0mm押すだけで反応します。スピード軸と言われている銀軸よりも浅く、もはやスピード軸とはといった状況。
しかし、アクチュエーションポイントが浅いことがメリットだけかというとそんなことは無く、少し押すだけで反応してしまうので意図しない入力が行われる可能性があります。
タイピングなどでは誤入力が多いと懸念されることも多いそうです。が、個人的にはそんなに気にならなかったですけどね。
Razer Huntsman TE 悪い所
イルミネーションは控えめか
イルミネーションの発光は少し控えめなのかなと感じました。これを良いと取るか悪いと取るかは人それぞれだと思うけど、調整できたりするので明るすぎるくらいでもいいと思った。
参考までに過去にレビューしたイルミネーションが綺麗なキーボードと比較するとこんな感じ。
どの写真も加工などは一切行っておりません。HyperX Alloy Origins CoreとROCAT Vulcan TKLなんかは非常にイルミネーションが綺麗です。
Razer Huntsman TEは少し発光が弱く見えます。
Razer Huntsman TE 打鍵音・使用感
打鍵音に関してはいずれYouTubeのほうにアップロード致しますので今しばらくお待ちくださいませ。
先に言葉だけで述べるなら割とうるさいです。
底打ちの音が結構大きく、普通にタイピングとかしてるとドカドカってくらい鳴ります。
しかし、バネの音は全然聞こえないので気になる方にとっては嬉しいですね。
ゲームを長時間プレイした際に赤軸だと少し指の疲労を感じてきますが、リニアオプティカル採用のHuntsman TEでは全然気になりませんでした。よきです。
Razer Huntsman TE レビューまとめ
ポイント
- 押下圧が軽くて反応速度が速くゲームに超特化
- 不足のないスペック
- イルミネーションは少し弱めか
Razerリニアオプティカル採用ということで、押下圧が軽く反応速度も速く、ゲームに特化しています。普段使いとなると誤入力なども考えられるので慣れが必要かもしれません。押下圧が軽く指への普段が少なく、とにかくゲーム重視という方には非常におすすめです。
着脱可能な布素材Type-CのUSBケーブル採用に角度調整が3段階可能と不足のないスペックです。個人的な感想ですが、必要なものがすべて詰まっています。
イルミネーションの発光が少し弱めなので、写真映えという点においては他のキーボードに劣るかもしれません。
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