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ゲーミングPCのメリット・デメリットを知りたい
上記のようなお悩みについて解説していきます。
恐らく本記事を読んでくださっている方はこれからゲーミングPCを購入しようか迷っている方なのかなと思います。
本記事ではゲーミングPCのメリットとデメリットについて書いています。
メリットについては素晴らしいことばかりですが、もちろんデメリットも存在します。
メリット・デメリットを比較した時、どちらが優勢になるかは人それぞれです。
ゲーミングPCの購入に踏ん切りがつかない方の後押しにもなれればと思いますので是非参考にしてみてください。
目次
ゲーミングPC メリット
ゲームが出来る
ゲーミングPCなので当たり前ですが、PCゲームを快適にプレイすることが出来ます。
そもそもゲーミング○○の定義って曖昧ですが、PCにおいてはゲーム向けのグラフィックボードを搭載していればゲーミングPCだと個人的には思っています。
家電量販店などで購入した有名メーカー(TOSHIBA , 富士通 , etc.)のPCなどにはグラフィックボードは基本的には搭載されていないのでゲームを快適にプレイできないんです。
なのでゲーミングなんて、いかにもゲームに特化したような名前が出てきたんだと思います。
コンシューマーよりも快適・自由
グラフィックが綺麗
PS4やPS5なんかは十分にグラフィックが綺麗だとは思いますが、PC版では更に綺麗なグラフィックを体験することが出来ます。もちろんそれ相応のスペックは必要にはなってきますが。
また、グラフィックを細かく自分好みに設定することも可能です。
影の有無、光源や水の反射、モーションブラー、テクスチャのきめ細かさ等、挙げだすときりが無いくらいゲームによっては様々な項目を触ることが出来ます。
サイバーパンクやGTAなどのオープンワールドゲームにおいてはリアルに近いグラフィックを楽しむことも醍醐味の一つですよね。
コンシューマに比べ綺麗なグラフィックで遊べることがPCの強みです。
fps上限が無い
fps(フレームレート)に上限が無いこともPCの良い所です。
フレームレートとは
1秒間にどれくらい描画されているかのこと
fps(frame per second)で表されることが一般的です。
パラパラ漫画を思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。1秒間に30枚の絵よりも60枚の方が滑らかに見えるはずです。
SwitchやPS4では60fpsが上限ですよね。PS5でも最大120fpsまでしか出ません。
今でこそ細かく色んなHz数のモニターが販売されてきていますが、高Hzモニターの中では一番オーソドックスであろう144Hzモニターを最大限に活かすことが出来ません。
対してPCではfpsに上限が無いので144Hzモニターはおろか、240Hzモニターを活かすことが出来ます。最近ではめちゃめちゃ高いですけど360Hzモニターなんてのも販売され始めています。
fps値が高いことのメリットを一番感じやすいのは対人ゲームです。
Apex Legendsやフォートナイトといったバトロワゲーが人気ですが、動きが滑らかなことによって敵にエイムを合わせやすくなります。
合わせやすくなるというか、視点を動かしたときのぼやけが無くなるので視認しやすくなるといった方が正しいでしょうか。
私自身144Hzモニターでプレイしていますが、あえて60Hzでのプレイもしてみたら全く敵が見えなくて驚きました。

もちろんゲームによっては144fpsや240fpsを維持するのにはかなりの高スペックが必要になることもありますが、fpsに上限が無いこともPCの強みですね。
MOD導入
ある意味、これが一番PCゲームの醍醐味かもしれませんね。そう、MOD導入です。
MODとは「modification」のことで、基本的には有志の方が配布してくれていたりします。
一番有名なのはマインクラフトでしょうか。ネザー以外の異世界を生成したり、グラフィックを綺麗にする「影MOD」、サバイバル生活を快適にするMODなど内容は様々です。
他にもGTA5や最近だとモンハンなんかもPCに進出したことによりMODで遊ぶことが出来ます。
ただし、オンラインゲームでは注意が必要でしょう。私もMOD自体で遊ぶことは少ないので詳しくは知りませんが、一方的にこちらを有利にするような内容だと「チート」になり得るでしょう。
純粋にそのゲームを楽しんでいる人の邪魔にならないような運用が大切です。
もちろん私もマイクラのMODを友人と一緒にプレイするなどMODに対して嫌悪感などは一切ありません。ただ、対人ゲームなどのチートは許すまじ。
余裕で通話出来る
PCゲームでは友達と一緒にプレイする際にDiscordなどの専用ソフトを介して通話することが出来ます。
SwitchやPS4などではゲーム内ボイスチャットなどはあるかもしれませんが通話専用ソフトに比べて不便で仕方がありません。
Discordであれば
何をするにしても快適
ゲーミングPCの定義としてゲーム向けのグラフィックボードを搭載していることだと思う、と先ほど述べましたが、ゲーミングPCはそれ以外も高性能です。
PCゲームで一番重要なのはグラボであることに間違いは無いんですけど、他にもCPUやメモリなども大切になってきます。
CPUやメモリが高性能だと複数のソフトを立ち上げたときのもたつきがありません。
例えばExcelやPower Pointなどで作業をしている際に、分からないことをそのままPCで検索するとします。低スペックだとブラウザを開くのに時間がかかったりしてストレスです。
しかしゲーミングPCは安いモデルでもメモリ8GB搭載していたり、CPUもIntel Core i3くらいはあります。
ゲームはPCで出来ることの中でも比較的負荷の大きい作業になります。そのゲームを快適にプレイ出来るんだから他の作業は当然ストレスなく出来るという事です。
デザインがかっこいい
これに関しては賛否両論ありそうですが、デザインがかっこいいモデルのゲーミングPCも多数存在します。
ピカピカLEDが光る、男の子なら好きでしょ?
もちろん光らずとも、スタイリッシュであったり、白色がカッコよかったりするPCもあります。
最近ではパソコン工房なんかでもRGB Buildといって光るモデルを販売するなど、BTOメーカーでもカッコいいゲーミングPCを購入することが出来るようになりました。
昔はBTOと言えばダサいとよく意見を目にしました。老舗BTOメーカーでもLED搭載モデルを販売を始めるなどゲーミング界隈ではLED需要があるということでもありますよね。
ゲーミングPC デメリット
価格が高い
価格が高いという事はゲーミングPCのデメリットにおいて一番かと思われます。とにかく高いです。
GeForceグラボでいうと現状だとGTX1650というグラボが搭載されたゲーミングPCが一番安く販売されているのですが、それでも9.5万円ほどします。
Switchであれば約3万円、PS5も定価であれば5万円強くらいですよね。2倍3倍くらいします。
しかも9.5万円はゲーミングPC界でも最安値。PCのメリットであるPS5よりも高画質、高フレッシュレートとなると16万円相当のゲーミングPCが必要になってきます。
また購入する場所にもよりますが、キーボード・マウスも別途用意する必要があったりと敷居はやっぱりコンシューマに比べて高いです。
消費電力は高め
一般的なPCに高消費電力パーツであるグラボが付いていると考えると当然、消費電力は高くなってしまいます。
グラボ単体で見ると100Wにも満たないものから高いものだと400Wなどもあります。
ゲーミングPCでは600W~1200Wくらいの電源を搭載したモデルが販売されています。
もちろんPCにどれくらい負荷が掛かっているかで、消費電力は変わってきますが、ゲームをメインで使用する場合には一般的なPCよりも消費電力は高めだと思っておきましょう。
プレイできないタイトルもある
PCゲームはありとあらゆるゲームをプレイできますが、中にはプレイできないタイトルもあります。
任天堂のゲームなんかはその代表です。スマブラ、マリカなどは当然PCで遊ぶことが出来ません。
他にもPS4でしか出来ない有名タイトルとしてはラストオブアスとかですね。
高い初期費用を払ってもプレイできないタイトルがあるので注意が必要です。
ゲーミングPC Q&A
どこで買うべき?
ゲーミングPCはとりあえずBTOパソコンメーカーでの購入がおすすめです。
ゲーミングPCの購入先としては以下のような手があります。
メリット | デメリット | おすすめ度 | |
BTO | コスパが良い 好みにカスタマイズ可能 保証・サポート充実 |
発送に時間がかかる 実物が見れない場合もある |
|
大手通販 | 発送が速い 普段使いのポイント貯まる |
BTOよりはコスパ× サポートは微妙 |
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家電量販店 | 実物を見れる 即購入可能 |
コスパ悪い 品数が少ない |
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オークション フリマ |
中古なので安価 | トラブル覚悟 保証・サポートが無い |
BTOのメリットがやっぱり大きいです。
単純にコスパが良いですし、用途に合わせたスペックにカスタマイズも可能、保証・サポートなどのアフターケアも充実しています。
BTO以外ではデメリットを上回るメリットが無いです。
なのでBTOメーカーでの購入をおすすめしています。
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ゲーミングPCはどこで買う?各販売店特徴紹介
続きを見る
おすすめBTOメーカーは?
ストームが圧倒的なコスパを誇っているのでおすすめです。価格は安いながらも銀軸ゲーミングキーボードやゲーミングマウスも付属と太っ腹です。
BTOパソコンメーカーについては下記記事にて比較もしていますので参考にしてみてください。
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【2022年】BTOパソコンおすすめメーカーはどこ?厳選17社徹底比較
続きを見る
スペックの選び方は?
基本的にはやりたいゲームをどのような環境(フレームレート , 解像度)でプレイしたいかに合わせてグラボから選ぶようにすると良いです。
BTOパソコンではグラボさえ決めてしまえば見合ったCPUや電源が採用されているので迷うが無くなります。
グラボ性能目安
グレード | 性能目安 |
RTX3090 Ti | 4K高画質 |
RTX3090 | |
RTX3080 Ti | 4K WQHD高画質 |
RTX3080 | |
RTX3070 Ti | WQHD フルHD240fps安定 |
RTX3070 | |
RTX3060 Ti | フルHD144fps安定 (240fpsも狙えるが安定ではない) |
RTX3060 | |
GTX1660 Ti | フルHD144fps (場面によっては100fpsくらいまで落ち込む) |
RTX3050 | |
GTX1660 SUPER | |
GTX1650 | フルHD100fps |
もちろん用途に合わせてCPUやストレージ容量(SSD , HDD)などはカスタマイズしたほうが良い場合もあります。
その辺の話も下記記事にてまとめて解説していますので是非参考にしてみてください。
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【初心者必見】ゲーミングPCおすすめランキング2022年版【全9機種】
続きを見る
おすすめゲーミングPC
G-GEAR GA7J-G221/B
CPU | Intel Core i7-12700 |
グラボ | RTX 3070Ti |
メモリ | 16GB DDR4 |
SSD | 1TB(M.2規格) |
電源 | 750W 80PLUS GOLD認証 |
ケース | G-GEAR ミドルタワー |
OS | Windows11 Home |
ポイント
- RTX3070Ti搭載で高スペック
- RTX3070Ti搭載では業界最安値
- 安心のツクモ
ツクモから発売されているゲーミングPCG-GEAR GA7J-G221/Bです。
自分が今からゲーミングPC買うならこれを買うかなと思います。それほどの性能と価格を実現してくれています。
RTX3070Ti 搭載でほぼ全てのゲームを超快適にプレイすることができます。具体的に言えばApexLegendsなどのFPSでも240fpsでプレイ可能です。
フルHDで遊ぶのであれば今後しばらく困らない性能で、かつ4Kやレイトレーシングで遊ぶことも視野に入れることができるコスパに優れた1台です。
SSD1TBと比較的容量も多くストレージには困らないかと思います。不安な場合はHDD増設カスタマイズもおすすめですね。
とりあえずゲーミングPCどれ買おうか迷っているならコレを一押ししたいゲーミングPCとなります。
デザインは昔ながらのBTOメーカーケースといった感じでピカピカ光ったりもしませんが、それ以外の今回紹介したメリットは満たせる1台となっています。
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【初心者必見】ゲーミングPCおすすめランキング2022年版【全9機種】
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ゲーミングPC メリット・デメリット まとめ
メリット
- ゲームを快適プレイ
- コンシューマーよりも綺麗・自由
- ゲーム以外も快適
- デザインがかっこいい
デメリット
- 価格が高い
- 消費電力が高い
- 一部プレイ不可タイトルあり
ゲーミングPCのメリット・デメリットについて解説してきました。
ゲームを快適にプレイすることができ、コンシューマでは味わうことが出来ないグラフィック美やMODなどPCだけの特権です。
もちろんデメリットもありますが、本格的にゲームをプレイしたいなら是非ゲーミングPCで遊ぶようにしましょう。
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