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- ゲーミングPCってSSDだけでいいかな?
- HDDって何に必要?
このような疑問をお持ちの方向けの記事なります。
ゲーミングPCにはSSDが搭載されているけどHDDは今の時代要らないのかな?と迷うことがあると思います。
本記事ではゲーミングPCはSSDだけで良いのか、HDDは必要なのかについて解説しています。
SSD,HDDそれぞれのメリット・デメリットを踏まえてゲーミングPCに必要なのかどうか考えていきましょう。
BTOメーカー 開催中セール一覧
メーカー | セール・キャンペーン | 期間 | お得度 |
ツクモ | 前世代GPU売りつくし | 在庫限り | 4.0 |
G-Tune | 新春セール | ~1月22日(水) | 4.0 |
パソコン工房 | WINTERセール | ~1月28日(火) | 5.0 |
フロンティア | スペシャルセール2025 | ~1月24日(金) | 5.0 |
冬の超得市 | ~2月19日(水) | 5.0 |
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ゲーミングPCにHDDは要らない?
ゲーミングPCにSSD搭載していれば、HDDは要らないのか?
ずばり、
すいません、曖昧な回答で。
人によって、何をするかによってストレージの必要容量はかなり変わってきます。
ただ個人的にはストレージはある程度多いほうが安心だと思っています。
まぁ強いて言うならば、
- ゲームしかしない:HDD不要
- 動画編集などもする:HDD必要
SSDとHDDはそれぞれ特徴がありますので、用途によってSSDの容量を増やすべきか、HDDを増設すべきか変わってきます。
次からはそれぞれの違いについて解説していますので見ていきましょう。
SSDとHDDの違い
SSDとHDDの大きな違いは「速度」「価格」の二つだと思っています。
細かな作りとかの違いはあれど、考えたところであまり意味がないと思うので今回は上記二つに照らし合わせてみます。
読み書き速度 | 価格 | |
HDD | 遅い | 安い |
SSD | 速い | 高い |
物凄く簡潔にHDDとSSDの違いを表すとこんな感じになります。
SSD HDD 速度
HDD:Seagate 4TB
SSD:Samsung 970 EVO 1TB
実際に私が使用しているメインPCのストレージでの読み書き速度を出してみました。
HDDは特に特徴も無いようなシーゲートの4TBのHDDです。SSDはSamsung 970 EVO 1TBというM.2規格のSSDです。SSDにはSATAケーブルで接続する規格の物もありますが、ちょっと今は持っていないので2つだけの比較になります。
とはいえ、最近のBTOのゲーミングPCのメインストレージはM.2標準となってきているのでM.2のデータだけで許してください。
はい、上記画像を見ていただければHDDとSSDとの速度の差は一目瞭然でしょう。
Read(読み込み)では18倍くらい、Write(書き込み)では10倍くらいSSDの方が高速です。
SSD HDD 価格差
と思うかもしれませんが、やはり性能相応、HDDに比べてSSDは1GB当たりの価格が高いです。
例としてツクモのゲーミングPCのカスタマイズをしてみて比較してみます。両方供、追加ストレージの項目での価格になります。
1TB | 2TB | 4TB | |
HDD | +6,000円 | +8,500円 | +13,750円 |
SSD(SATA) | +16,500円 | +28,600円 | +63,800円 |
BTOメーカーによってストレージのカスタマイズの価格は違いますが、あくまで参考に。
SSD1TBを追加するよりもHDD4TB追加する方が安いんですよね。
そのくらいHDDとSSDには価格差があります。
HDDとSSDの使い分け
筆者の私はHDDとSSDをどのように使い分けているか紹介します。
SSD | Windows OS |
起動に時間がかかるゲーム | |
HDD |
動画・音楽などのメディアファイル |
軽いゲーム | |
ソフト |
先ほど、SSDとHDDでは価格差があると言いました。
SSDはやはり高いので、そんなに大容量の物を搭載することが出来ません。実際私もSSDは1TBのみと普通です。
対してHDDは大容量でも比較的安いですし、最近では6TBとか8TBが一般的になってきています。Amazonで「HDD」と検索しみてると上位にありますよね。
なのでHDDとSSDの使い分けは上記のようにし、SSDを節約することが出来ます。
Windows OS
Windowsは絶対にSSDにインストールしたほうが良いです。一番恩恵を受けると言っても過言ではありません。
PCの電源ボタンを押してから10~15秒ほどで起動完了するようになります。HDDでは30秒~60秒くらいかかったりしますよね。
初めてSSDにOSをインストールしたPCを手にした時には感動しました。
起動に時間がかかるゲーム
ゲームによってロード時間はバラバラです。
インストールに数十GBとか使うようなゲームは恐らく起動時のロードも長いのでSSDにインストールしておけば良いかと思います。
逆に数GBとかのゲームはロードはそんなに長くないのでSSDに入れる必要も無いくらいです。HDDがあれば数GBでもSSDの節約に繋がります。
動画・音楽などのメディアファイル
メディアファイルなどはストレージの速度なんて必要としないので、容量あたりの価格の安いHDDが保存に向いています。
また動画ファイルとなると比較的容量も大きくなってくるので、2TBとか4TBのストレージを確保しやすいHDDが良いというのもあります。
ゲーミングPCにSSD,HDDどれくらい必要?
SSD
個人的にはSSDは1TB以上を推奨します。
最近のBTOゲーミングPCの標準で多い500GBを目安にして考えてみます。
500GBと言っても500GBフルで使えるわけではありません。1GB=1000MBと我々は認識していますが、実際は1GB=1024MBです。その誤差から500GB表記のストレージで実際に使えるのは465GBくらいとされています。
そしてWindows10が約30GB、その他必須ドライバなどを考慮すると50GBくらいは埋まります。
なので500GBのSSDを搭載したゲーミングPCを購入した際に自由に使える容量はおよそ400GBくらいとなります。
では、主要なPCゲームはどれくらい容量を必要とするのか見てみます。
Apex Legends | 56GB |
CoD Warzone | 175GB |
CS:GO | 15GB |
ELDEN RING | 60GB |
Fortnite | 40GB |
GTA5 | 72GB |
PUBG | 50GB |
Valorant | 9GB |
最近のPCゲームは1タイトルでも平気で50GBを超えています。
これが標準であり、アップデートや追加コンテンツなどで更に増加する可能性もあります。
上記容量を考慮して500GBのSSDでも5~10タイトルくらいは遊べるようです。
しかし、メインストレージは知らぬ間に容量を圧迫してきます。とりあえず、SSDに関してはやりたいゲームがどれくらいあるかによって変わってきますが、1TBがおすすめです。
1TBのSSDだと880GBくらいは自由に使えると思います。
HDD
HDDは基本的にはメディアファイルの保存であったり軽いソフトなどを入れたりすると良いかと思います。
動画編集をするのであればHDDを搭載しておいた方が良いです。
例えばApex Legendsのプレイ画面をフルHDで録画してみました。品質にもよるでしょうけど、1分当たり3GBくらいでした。10分で30GB。1試合30分だとしたら約100GB消費します。
たくさん動画を保存するのであれば2TBくらいは積んでおくと安心ですね。
また、動画だけでなくSSDの容量が減ってきた際にもHDDにゲームをインストールすることだって可能です。
先ほども言いましたが知らぬ間にメインストレージってソフトやら何やらをインストールしている内に圧迫してきます。
やはりサブストレージとしてHDDは搭載しておくと安心です。
まとめ
ゲーミングPC用途別おすすめストレージ構成
PC用途 | SSD | HDD | おすすめ度 |
5タイトルくらいのゲームしかしない | 500GBで十分 | 不要 | |
たくさんのゲームをプレイする | 1TB以上 | 不要 | |
ゲームもするし、動画編集などもする | 500GB~ | 1TB~ |
SSDだけでも良いけどHDDがあると安心。
最近のゲームは1タイトルで平気で50GBを超えてきたりします。
ストレージは多いに越したことはありません。
ただとりあえずはSSDだけにしてみて、後からAmazonなどでHDDやSSDを購入して増設なども出来ます。ストレージの増設くらいなら簡単に出来るのでありです。
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