本記事はおすすめのゲーミングキーボードをランキング形式で5つ紹介しています。
たくさんレビューしてきた中で本当におすすめだと思ったものなので、どれにしようか迷っている方の参考になるかと思います。
全てレビュー済みのものを紹介していますので、本記事では軽く紹介しています。詳しいレビュー記事も載せていますのでそちらもご覧いただければと思います。
本記事作成に当たって
本記事ではキースイッチの種類とかテンキーレスとか60%とかサイズ関係なしに値段関係なしに、私がレビューした全ゲーミングキーボードの中からランキング形式でおすすめのゲーミングキーボードを紹介しています。
5つというキリの良い数ですが、これ以上紹介しても余計に迷わせてしまうかもしれないし、単純に6位以降は大差無い感じです。
今回紹介する5つはそれぞれ割とコンセプトを持っているので丁度良かったですし、基本的にはこの中から選んでおけば間違いないと言える商品です。
ゲーミングキーボードおすすめランキング
第1位:Logicool G913 TKL
第1位は「Logicool G913 TKL」で史上最高のゲーミングキーボードです。
ポイント
- 高価
- 薄型のキーボード
- ゲームでの操作感ヨシ
- タイピングも超やりやすい
- 打ち心地最高
- 2つの無線接続方式
メカニカルキーボードでは珍しいというか唯一無二?の薄型のキーを採用しておりこれが個人的には凄くマッチした。
G913はリニア(赤軸)、タクタイル(茶軸)、クリッキー(青軸)の3種類のキースイッチを選ぶことができます。
私はリニア(赤軸)を選択しましたが、打鍵感に関してこれに勝るものなし。
薄型であることが操作ミス減少にもなりゲームでも活躍しました。
ゲームだけでなくタイピングもめちゃくちゃやりやすく打ち心地も最高です。
マウスは振り回すから無線だと快適だし、ヘッドホンも身に着けるものだから無線だと離席の際そのままで移動できるので楽です。
対してキーボードはそんなに動かすものでもないから無線である恩恵は他のデバイスに比べて少ないと思っていました。が、やはり線(USB)1本無いことはデスクの上がスッキリとして快適でした。
接続方式も2種類あり、Logicoolオリジナルの遅延の少ない「ライトスピード」と「Bluetooth」があります。
唯一の欠点は定価約3万円と高級な所でしょう。
今は2.5万円ほどで購入できるようですが、それでもまだまだ高いですね。
しかしその値段相応というか、やはり他のキーボードとは一線を画した使用感で史上最高のゲーミングキーボードと自信をもって言えます。
ちなみに私はテンキーレスですがフルサイズもございます。
第2位:HyperX Alloy Origins Core
ポイント
- HyperXオリジナル赤軸
- RGB対応で綺麗
- とりあえず買っとけ
第2位は「HyperX Alloy Origins Core」です。
私はこれまでに10種類以上のゲーミングキーボードを使用およびレビューしてきました。Alloy Origins Coreは結構初期の方に使用したのですが、それ以来これを超えたキーボードは先程のG913のみ。
総合的に見ればあまりにも優れすぎています。
HyperXオリジナルのキースイッチが採用されておりこれが本当に良き。
他の赤軸に比べて打鍵音が割と静かで、滑らかな操作感でストレスが無いです。
LEDバックライトもRGB対応で輝度もかなりのもので明るく光り綺麗です。
もちろん輝度調整可能で暗くしたり消灯したりも出来るので安心です。
メカニカルキーボードは1万円前後で購入できることが多いです。
その価格帯であれば、とりあえずこれ買っとけば良いと思わせてくれるキーボードです。
サイズは60%、テンキーレス、フルサイズの3種類あります。好みの物をどうぞ。
第3位:SteelSeries APEX PRO
ポイント
- 3万円近くの高級品
- ケーブルが太い
- アクチュエーション変更で万人受け
- OLED搭載で遊び心がある
- 打鍵音めっちゃ心地よい
第3位はSteel SeriesのAPEX PROです。
こちらの最大の特徴はアクチュエーションポイント変更で万人受けするところだと思っています。
アクチュエーションポイントとは
キーをどれくらい押すと反応するかのこと。
mmで表されます。
アクチュエーションポイント2mmと表記されていればキーを2mm押すと反応する。
基本的にはキーボードのアクチュエーションポイントは設計時から変更することが出来ません。
ゲーム向けとして銀軸というスピード軸なんて言われるものがあります。反応速度の重要なゲームで活躍するものですが、普段使いとしてはちょっと押しただけで反応するために誤入力になりやすく使い辛い面もあります。
対してAPEX PROはアクチュエーションポイントを10段階(0.4mm~3.6mm)に自由に設定することが出来るんです。なのでゲーム用途、ビジネス用途にもこれ一台で対応できる万人向けのキーボードです。
ちなみにAP 0.4mmは反応速度最速のキーボードでしょう。
本体右上にOLEDというディスプレイが搭載されており自由に文字等を表示することが出来ます。
OmniPointスイッチというものが採用されており、これまた気持ちが良い。
「コトコト」といった打鍵音と押し心地が最高。さすがに高級品なだけあります。
打鍵感で言えばAlloy Origins Coreよりは良いですが高価であることから総合的に見て第3位とさせて頂きました。
欠点も一応ありますので下記にてレビューしております。参考にしてみてください。
その欠点で同高級品G913に劣っているかなと感じてしまいました。
残念ながら執筆現在(2022年3月)テンキーレスは転売しかなく高値で販売されている状況です。
どうしてもテンキーレスが良い場合は待った方が良いかもしれません。
フルサイズであれば適正価格で販売されています。
第4位:ASUS ROG STRIX SCOPE TKL
ポイント
- 安心のASUS ROGブランド
- 高級感が凄い
- スピード軸とも言われる銀軸モデル
- 超綺麗なライティング
第4位はASUS ROG STRIX SCOPE TKLです。
自作PCの高級パーツであるASUS ROGブランドで安心。
箱を開けた時の梱包の丁寧さやメタリックなボディーの高級感が凄く評価できます。
ROG STRIX SCOPE TKLは青軸、赤軸、銀軸の3モデルが販売されています。
そして私が購入したのが銀軸モデルとなっています。
最大の特徴はライティングでしょうか。
キーの下側が光るのは他のキーボードでもありますが、キーボード手前まで光っちゃいます。
これは他にない唯一無二です。さすがはASUS ROGといった所。
これといった欠点も見つからず良い製品です。
操作感はAlloy Origins Coreの方が好きでした。
ライティングを取るか操作感を取るかといった感じ。
私は操作感に優れたAlloy Origins Coreを評価しました。(言うてもAlloy Origins Coreもライティング綺麗)
第5位:e元素 ゲーミングキーボード
ポイント
- 4千円台とかなり安い
- 赤軸or青軸or茶軸モデル
- カラー5種類
- 81キー
- 値段相応の悪い所も目立つ
- 普通に使う分には問題は無し
第5位はe元素ゲーミングキーボードです。
G913とかAlloy Origins Coreみたいな固有名詞が無く、「メーカー名+ゲーミングキーボード」という商品名。
プラスで中国のメーカーということでちょっと不安はあります。
しかしメカニカルキーボードを4千円台で販売しているという点は物凄く評価できるポイントでしょう。
青軸、赤軸、茶軸の3モデルが販売されています。
本体カラーもホワイトやピンク、ブラックなど5種類展開でデザイン面も優れています。
81キーとテンキーレスより更に少しだけコンパクトでかつ60%キーボードのように扱い辛くない良いサイズ感です。
ところどころ安っぽさは出たりしますが普通に使う分には全然問題ありませんでした。
むしろOutemu製のキースイッチが採用されており個人的にはかなり好きな打鍵感・打鍵音でした。
ゲーミングキーボード選び方
私個人のゲーミングキーボードの選び方を紹介していきたいと思います。
選ぶときに見るポイントしては下記の通り。
ポイント
- キースイッチ
- サイズ
- メーカー
キースイッチ
- メンブレン
- メカニカル
- 静電容量無接点方式
キースイッチは主に上記3つの種類があります。
基本的にはメカニカル、特に赤軸か銀軸とか選んでおけば良いでしょう。
メンブレン
PCに付属してたりするよくあるキーボード
学校とかでPC使ったことがある場合は恐らくメンブレンのキーボードでしょう。
安価でかつゲーミングの名を持っているものもあります。
それこそ本記事でも紹介したHyperXのメンブレンも存在します。(買ったけどレビューしてない・・・)
数千円で買えるのが良い所。
メカニカル
恐らくPCゲーマーから一番の人気を誇っているのがこのメカニカルでしょう。
赤軸、青軸、茶軸、銀軸などの〇軸と表現されています。
それぞれの違いはアクチュエーションポイントや押下圧、打鍵音です。
どれもゲーム向けではあるのですが、特にゲーム向けなのは赤軸や銀軸と言われています。
静音性や反応速度に優れている為でしょうね。青軸だとうるさくてボイスチャットに打鍵音入ったりするかもしれないですからね。
かくいう私も赤軸か銀軸ばかり購入しています。
静電容量無接点方式
最高級なキースイッチです。
東プレのRealForceとかなら聞いたことがあるかと思います。
残念ながら私は静電容量無接点方式を使用したことがありません。(そんなんでよくおすすめゲーミングキーボード紹介とかしているものだ)
いつかは使いたいと思っています。
でもね、一応元々はビジネス向けのキースイッチなんですよ。文章を打つのに適していて、ゲーム目的ならメカニカルで十分(と言い聞かせている)
サイズ
キーボードのサイズにも違いがあります。
よくあるのはフルサイズ、テンキーレスの2種類でしょうか。
最近はゲームに特化した60%キーボードなんてのもよく見かけるようになりました。
おすすめはテンキーレスです。
フルサイズ
ごくごく普通のサイズ。どちらかというとビジネス向け。テンキーが付いたキーボードの事です。
テンキーは電卓みたいなキー配置で数字入力とかに特化しています。
なのでゲームをするだけならテンキーを使うことはほぼ無いと思ってください。
それどころか幅を取るのでマウスと接触する可能性が出てきます。要は邪魔ってこと。
テンキーレス
私が最も愛しているサイズ。テンキー教の信者です。
私自身こうしてサイト運営している身なので一番右側のゾーンのキーも結構使用する点からゲームとビジネスの両立が出来るサイズ感です。
ちょうどテンキーがあるとマウスパッドに被ってしまう距離感にキーボードを置くのでテンキーレスは良いです。
あと、矢印キー単体であるとなんやかんや便利なんですよね。
60%
とにかくゲームだけに特化した超コンパクトキーボードです。
PCでゲームだけしかしないとかなら全然ありだと思いますが、普段使いとしては本当に不便だと感じました。
先ほどの例で言うと矢印キーは一応ありますが、共通のキーなんです。
他のキー(FNキー等)と同時に押す必要があり、ひと手間増えたりします。
やっぱりテンキーの方が無難だとは思っています。
メーカー
Logicool
1981年にスイスのローザンヌで設立された企業。
私が今最も好きなゲーミングデバイスメーカー。
キーボードは勿論のことながら、マウス、マウスパッド、ヘッドセット全てLogicoolのものを使っています。
マウスのG Proは有名なストリーマーとかプロプレイヤーとかの使用率めちゃ高そう。
まぁとりあえずLogicool製品選んどけみたいなところはある。
SteelSeries
多分みんな知ってる。
Logicoolの前は個人的にSteelSeries製品ばかり使っていました。
本記事でも出てきましたがApex ProはこのSteelSeriesの物だし、なんやかんやで良品は多いです。
ヘッドセットで言えばArctis5とかも良かった。
Razer
みんな知ってる。
ゲーミングとかいう言葉も無かったような時代からよく親しまれていたと思う。緑一式のデバイスに憧れた人も多いだろう。
ただ私はその逆であまりにも皆RazerばかりだったのでSteelSeriesに行った。
昔から有名で、幅広く商品展開されている。当サイトでもRazer製のデバイスはいくつかレビューしている。
HyperX
KingStonのゲーミングブランド。2021年2月にHPに買収された。
知名度で言えば上記3つに比べて劣るかもしれないが、製品の数はかなりの物。
HPに買収されたことでどうなるかは分からない。今はまだHyperXブランドとして売られている。
おすすめゲーミングキーボード まとめ
順位 | キーボード | 一言コメント |
1位 | Logicool G913 | 史上最高のゲーミングキーボード |
2位 | HyperX Alloy Origins Core | 迷ったらこれ買っとけ |
3位 | SteelSeries Apex Pro | アクチュエーション変更で万人受け |
4位 | ASUS ROG STRIX SCOPE TKL | 唯一無二のライティング |
5位 | e元素 ゲーミングキーボード | 安価なメカニカルキーボード |
おすすめゲーミングキーボードの紹介をしてきました。
予算が許すならG913、無理ならAlloy Origins Coreのどちらかから選んでおけば良いかなと思いました。
私は基本メインはG913を使用しておりG913の充電時や気分転換時にAlloy Origins Coreを使っている感じです。OSUという音ゲーも薄型キーよりも普通のキーの方が良いと感じました。
ぶっちゃけこの2つ以外は箱の中に眠っています。(流石に高かったからApex Proも使いたい)
はい、というわけで軸とかサイズとか関係なしにNo.1ゲーミングキーボードはLogicool G913でした。
これ以外にもキーボードのレビューもしていますので是非ご覧いただければ幸いです。