Astromeda 特徴まとめ
- 洗練されたシンプルデザインがクール
- RTX4050 Laptop搭載でゲーム性能はそこそこ
- 165Hzモニターでヌルヌル
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8をメーカー様よりお借りすることができましたので、レビューしていきたいと思います。
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8について
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8はスリムなボディに高いパフォーマンスを凝縮した16型ゲーミングノートPCです。
- 第13世代インテル® Core™ プロセッサー搭載
- NVIDIA® GeForce RTX™ 40シリーズグラフィックス
- Legion Coldfront 5.0による冷却・静音化
- PURESIGHT GAMING対応16.0型 WQXGA IPS液晶
- Lenovo LA1 AIチップで超高速ゲーミングを実現
などの特徴を持っています。
今回お借りしたスペックは以下の通り。
CPU | Intel Core i5-13500H |
グラボ | GeForce RTX4050 Laptop |
メモリ | 16GB DDR5 |
SSD | 1TB M.2 Gen4 |
OS | Windows11 Home |
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8 開封
箱を開けるとこのような感じに梱包されていました。
デスクトップゲーミングPCばかり開封してきたので、ノートPCの取り出しやすさに感動を覚えました。
付属品はこんな感じ。
- ノートPC本体
- ゲーミングマウス
- ACアダプタ
- 各種書類
シンプルにマウス付属してるの嬉しいですよね。
しかも何がすごいって、かなり良い質感のマウスなんですよね。
それこそゲーミングデバイスをメインに販売しているメーカーのような良さげなマウスです。
マウス左右サイドに2ボタンついてます。
マウススクロールの下にあるボタンはDPI変更ボタンですね。
コンセント側とPC側で分かれているので上記画像のようにそれぞれを接続します。
これを後ほどPCにも接続します。
PC本体はこんな感じです。ちょっと光の反射でわかりにくいかもしれません。
Lenovoのノートパソコンのデザインは洗練されていてカッコいいですね。
右側面です。
- 4-in-1メディアカードリーダー
- プライバシーシャッター(電子式)
プライバシーシャッターはWEBカメラのONOFFスイッチみたいなものです。
左側面です。
- USB3.2 Gen2 Type-C
- USB3.2 Gen2 Type-C(Powerdelivery対応)
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
奥側のインターフェースです。
- USB3.2 Gen2 (Powered USB)
- USB3.2 Gen2
- イーサネット・コネクター(RJ-45)
- HDMI
- 電源コネクタ
裏面の1/3くらいはファンの排気のためのメッシュ状となっています。
ゲームすると当然発熱しますので、こうして排熱の為の設計がされているのは嬉しいですね。
ノートパソコンですので、開いてみます。
画面はノングレア16インチですね。
165Hzモニターでゲームもヌルヌル描画してくれます。
キーボードはこんな感じ。
普段デスクトップPCを使っているので、このような薄型はあまり触ることがありませんのでちょっと打ちづらさは感じてしまいました。
では、先ほど紹介した同梱されていたACアダプターと接続をしていよいよ電源を入れて遊んでいきたいと思います。
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8 ゲーミング性能
改めて今回のLenovo Legion Slim 5i Gen 8のスペックは以下の通り。
CPU | Intel Core i5-13500H |
グラボ | GeForce RTX4050 Laptop |
メモリ | 16GB DDR5 |
SSD | 1TB M.2 Gen4 |
OS | Windows11 Home |
パルワールド
クオリティ | 最低 | 低 | 中 | 高 | 最高 |
フルHD | 85fps | 83fps | 79fps | 69fps | 65fps |
WQXGA | 84fps | 78fps | 76fps | 75fps | 72fps |
パルワールドは思いのほか快適にプレイ出来ましたね。
最低画質から中画質まではフルHDでの計測しかフレームレートが上回っていましたが、高画質と最高画質では何故かWQXGAの方がフレームレートが高くなりました。
また、フルHDにしろWQXGAにしろあまりフレームレートに差がありませんでしたので、今回は一応検証の為にフルHDでもデータを取りましたが、わざわざフルHDでプレイする必要は無さそうですね。
普通にゲームをプレイするのであればWQXGAでプレイするのがおすすめです。
Apex Legends
クオリティ | 低 | 中 | 高 | 最高 |
フルHD | 155fps | 128fps | 110fps | 105fps |
WQXGA | 104fps | 94fps | 88fps | 92fps |
対人FPSは基本的には最低画質にすればOKですので、フルHDであれば155fpsと十分。
中画質設定以上だと144fpsを下回りますので、やはり最低画質に設定するのが強いはずです。
また、APEXはフルスクリーン状態でも解像度をフルHD(1920×1080)に設定できるのでご安心ください。
ウィンドウモードでフルHDにすると、敵が小さすぎて視認できないと思いました。
FF15
クオリティ | 低 | 標準 | 高 |
フルHD | 132fps | 106fps | 73fps |
WQHD | 93fps | 69fps | 52fps |
フルHDであれば最高画質でも73fpsと快適にプレイ可能でしょう。
また、ベンチマークのソフトではWQXGAが選択できませんでしたので、近い解像度であるWQHDにて検証しています。
こちらでは標準画質までは60fps以上と快適にプレイ出来そうです。
高画質設定では52fpsと少し厳しめか・・・
7days to die
クオリティ | 低 | 中 | 高 | 最高 |
フルHD | 135fps | 109fps | 97fps | 75fps |
WQXGA | 101fps | 72fps | 57fps | 45fps |
フルHD低画質でも135fpsと144fpsには届きませんでした。とはいえ高画質では75fpsと最低限快適である60fpsを上回っており十分かと思います。
最低画質は正直見るに堪えないグラフィックなのである程度設定を上げつつ、快適なラインを探すのがおすすめ。
WQXGAは最低画質以外では厳しく高以上だと60fpsに満たない結果となりました。WQXGAであれば最低画質でもそこそこ綺麗なのでまぁ及第点といった感じでしょうか。
ちなみに、これはワールド作成直後のデータなのでブラッドムーンホード(フェラルホード)や高ティアクエストではもっとfpsは下がると思います。
Minecraft Java Edition 影MOD
描画距離 | 4 | 16 | 24 | 32 |
バニラ | 193fps | 83fps | 70fps | 49fps |
SEUS v10.2 | 35fps | 25fps | 25fps | 24fps |
SEUS v11.0 | 19fps | 15fps | 15fps | 15fps |
描画距離 | 4 | 16 | 24 | 32 |
バニラ | 166fps | 72fps | 48fps | 41fps |
SEUS v10.2 | 21fps | 18fps | 16fps | 17fps |
SEUS v11.0 | 11fps | 9fps | 8fps | 8fps |
マイクラのバニラ状態と、有名影ModのSEUSシリーズ2種類でフレームレート計測しました。いずれもシミュレーション距離12チャンクです。(標準)
今回検証した中ではいちばんびっくりしました。
まず、影MODを導入するとSEUSシリーズで最も軽いであろうv10.2ですら描画距離4でも35fpsと決して快適にプレイ出来たものではありませんでした。
WQXGAではいわずもがな、影MODは快適とは程遠い結果となってしまいました。
他のゲーミングPCのレビューではSEUS PTGI E12とSEUS PTGI HRR Test 2.1の2つの影MODも検証していますが、今回はそもそもまともに描画されなかった為に断念しています。
まさか、バニラの状態でのフレームレートの計測をするとは思いませんでした。
また、バニラの状態でも描画距離を24以上に設定すると60fpsを下回るなど、意外な結果となりましたね。
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8 温度計測
HWiNFO64というフリーソフトを使って温度計測していきます。
Cinebench R23 実行時のCPU温度
最大:88.0℃ 平均:79.4℃ |
平均79.4℃と最大でも88.0℃とCPU冷却性能はまずまずといった感じ。
平均で80℃近いのでかなり熱めですかね。
ゲームプレイ時のCPUとGPU温度
最大:84.0℃ 平均:70.6℃ |
最大:78.4℃ 平均:73.1℃ |
ファイナルファンタジー15のベンチマーク(WQXGS最高設定)を実行したときのCPUとグラボの温度計測をしました。
CPUの温度は最大84.0℃と平均70.6℃と十分に冷やすことが出来ています。
グラフィックボードは最大78.4℃、平均と73.1℃と十分冷えてます。ただ時間をかけてじわじわと温度が上がってきているので長時間の使用で温度が上がりきった後から計測するとは平均温度はもう少し上がりそうですね。
さすがにデスクトップゲーミングPCに比べると平均温度がどちらも高めですが、ファンの大きさや数に限りがありますので仕方ないかなと思います。
Lenovo Legion Slim 5i Gen 8 レビューまとめ
Astromeda 特徴まとめ
- 洗練されたシンプルデザインがクール
- RTX4050 Laptop搭載でゲーム性能はそこそこ
- 165Hzモニターでヌルヌル
さすがはLenovoのゲーミングノートPCというだけあって、洗練されたシンプルデザインがめちゃくちゃカッコいいです。
ビジネス向けのノートPCなんかも販売されていますが、そちらも惚れ惚れするデザインですよね。
今回はRTX4050搭載モデルでしたので当然現行のゲーミングPCとしては最低クラスの性能です。
ゲーム性能検証でも解説しましたが、やはりどんなゲームでもどんな環境でも快適にプレイとまではいかないものの、ゲームごとに最適な設定ができれば問題はありませんでした。
165Hzモニターなのでめちゃくちゃヌルヌル描画してくれます。165fpsに満たなくともある程度フレームレートが出ていれば体感できるはずです。
もちろんRTX4050 LaptopというノートPC向けのグラボなのでデスクトップに比べると性能が劣ってはしまいますが、ノートPCということでセットアップがとにかく楽ですし、部屋を選ばず、リビングや寝室どこでもゲームできるのは強いなと思いました。