特徴まとめ
- コスパに優れている
- ライティング対応
- 納期が遅め
本記事では、ストームの『PG-PH12』の性能やスペック解説をしています。
RTX3060搭載で非常にコスパが良く当サイトおすすめNo.2ゲーミングPCとなっていますので、是非参考にしてみてください。
PG-PH12のスペック
CPU | Intel Core i5-12400 |
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB DDR4 |
SSD | 500GB(M.2 Gen3) |
マザボ | B660 Micro-ATX DDR4 |
光学ドライブ | なし |
電源 | 850W 80PLUS GOLD認証 |
ケース | MetallicGear NE520A ミドルタワー |
OS | Windows11 Home |
PG-PH12のゲーミング性能
RTX3060ということで現行のグラボで見ると下寄りの性能ですが、フルHDでは144fpsを実現できるほどの性能で十分でしょう。
タイトル | フルHD低画質 | フルHD高画質 | 4K低画質 |
Apex Legends | 160fps | 120fps | 95fps |
フォートナイト | 240fps | 130fps | 175fps |
Valorant | 300fps↑ | 240fps | 220fps |
人気のFPSゲーム等では144Hzモニターを活用したいところですが、RTX3060以上の性能があれば安定します。
144Hzモニターと60Hzモニターとでは雲泥の差なので、144fps安定できるRTX3060以上を選んで欲しいというのが本音。
またRTX3060程度ではオーバースペックになるなんてことも無く、価格もべらぼうに高い訳では無いので、かなりおすすめのグラボです。
ただフルHD環境でのプレイを想定したスペックなので、4Kには不向きですね。もちろんタイトルによっては低画質であれば運用可能。
ですが4Kには最低でもRTX3070 Ti、推奨はRTX3080以上となります。
グレード | 性能目安 |
NEW! RTX4090 | 4K 高画質・高フレームレート |
NEW! RTX4080 | |
NEW! RTX4070 Ti | 4K 高画質 |
4K 低画質 WQHD 高画質 |
|
NEW! RTX4070 | |
WQHD 低中画質 フルHD 240fps安定 |
|
NEW! RTX4060 Ti | フルHD 144fps安定 (240fpsも狙えるが安定ではない) |
NEW! RTX4060 | |
RTX3060 Ti | |
RTX3060 | |
フルHD 144fps (場面によっては100fpsくらいまで落ち込む) |
|
RTX3050 | |
フルHD100fps |
PG-PH12のパーツ解説
CPU
ポイント
Intel Core i5-12400
ゲーム性能〇
動画編集などもこなします。
12世代Intel Core i5-12400搭載です。これは11世代の上位モデルであるCore i7-11700よりも高性能でコスパに優れています。
Core iシリーズのランク的には下の方にはなりますが、動画編集も全然こなしてくれます。
RTX3060グラボとの相性も現行だと最も適しているCPUになります。
メモリ
メモリはCrucial製DDR4の16GB搭載。標準ではどこのメーカーのメモリを使用しているか記載のないBTOメーカーが多いですが、ストームでは高品質のCrucial製を採用していて安心です。
ほとんどのゲームは16GBでも足りますが、タルコフなど一部のゲームをプレイする場合や動画編集や配信もするなら32GBあった方が良いです。
マザーボード
B660 Micro-ATX DDR4とのことですが、残念ながらメーカーの記載などは特にありません。
同じ世代のチップセットがB660以外にも、H670やZ690などがありますが、Core i5-12400はオーバークロックに対応していないので、特に問題ありません。
一部マザボには無線LANが搭載されていることもありますが、こちらは有線LANのみですので注意してください。
SSD
SSDは500GB(M.2 Gen3)搭載です。
容量に関しては個人的には1TBへのカスタマイズ推奨です。最近のゲームは1タイトル50GB~100GBくらいが多いので500GBではあっという間に空きが無くなるかと思います。
標準ではGen3ですが、更に高速化されたGen4もカスタマイズにて選択可能です。
電源
電源は850W 80PLUS GOLD搭載です。
RTX3060搭載ゲーミングPCには700W電源採用が多い中で、ストームでは850Wと余裕があります。
850Wというと上位グラボのRTX3070 Ti程度までなら対応できるので、スペック不足を感じた際にグラボだけ換装することも出来そうですね。後ほど解説もしますが、ケースがミドルタワーなのでサイズに問題もありません。
ケース
ケースはミドルタワーの「METALLICGEAR NEO AIR」を採用しています。ケースサイズ:高さ460mm 奥行450mm 幅200mm
フロントに2、リアに1の合計3つのRGBファンを搭載しています。
フロントはメッシュ状になっており、通気性が高いので冷却性能が期待できます。
3.5インチHDDベイ2基、2.5インチSSDベイ3基搭載とストレージ増設も余裕があります。標準ではM.2 SSD500GBだけですが、ストレージは後から自分で増設するのもありですね。
フロントIO:USB3.0 x2/ヘッドホン/マイク/リセット/LEDコントロール/電源
IO周りはトップ(天面)にあります。
USB3.0×2ポートと何かと便利かなと思います。
サイドパネルはガラスパネルで内部が見える構造となっています。
個人的にはガラスパネルが好きなのでこれは嬉しいデザイン。
PG-PH12の強み
コスパに優れている
RTX3050 + Core i5-12400の組み合わせで158,800円となっています。
価格の安さだけを言えば競合モデルであるパソコン工房の『LEVEL-M06M-124-RBX』が優位ではあるのですが、PG-PH12の方が良いスペックを持っています。具体的には80PLUS GOLDと高品質な電源を採用していたり、ミドルタワーケースで冷却性にも優れています。
こちらのスペックに合わせたカスタマイズを『LEVEL-M06M-124-RBX-U』でやってみるとPG-PJ12のコスパの良さがわかるはずです。
この後競合モデルとの比較も行っていますので参考にしてみてください。
ライティングに対応
フロント×2 , リア×1の計3つのファンがライティングに対応しています。
どうしてもライティング対応のゲーミングPCは高くなりがちですが、それでもこの低価格を実現しているのでここでもコスパの良さが伺えるかと思います。
PG-PH12の弱み
納期が遅め
ストームでは執筆現在で7~9日営業日での出荷となっています。
元々は5~8日と可もなく不可もなくといった納期でしたが、現在は他BTOメーカーと比べても比較的長めかなと思います。
たぶん、ゲーミングPCを注文したら届くのが待ち遠しくて仕方ないはず。2週間程度待つのが辛いと思うのであればこの納期というのは痛手でしょう。
PG-PH12 の競合モデル
PG-PH12![]() |
LEVEL-M06M124-RBX![]() |
GALLERIA RM5C-R36![]() |
|
特徴 | コスパ重視 | キーマウ付属 | 納期重視 |
メーカー | ストーム | パソコン工房 | ドスパラ |
CPU | Core i5-12400 | Core i5-12400 | Core i5-12400 |
グラボ | RTX3060 | RTX3060 | RTX3060 |
メモリ | 16GB DDR4 | 16GB DDR4 | 16GB DDR4 |
SSD | 500GB(M.2規格) | 500GB(M.2規格) | 500GB(M.2規格) |
電源 | 850W GOLD | 700W BRONZE | 650W BRONZE |
マザボ | B660 Micro-ATX | B660 Micro-ATX | B660 Micro-ATX |
ケース | ミドルタワー | ミニタワー | ミニタワー |
OS | Windows11 Home | Windows11 Home | Windows11 Home |
商品ページ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
価格に関しては変動が激しく更新が追い付かない場合もあり、もしかするとここに記載しているよりも高い場合はガッカリさせてしまうこともあるかもしれないので常に最新情報である公式サイトで確認してほしいと思います。
大手のパソコン工房とドスパラの競合モデルとの比較です。この中ではやはりストーム『PG-PH12』がおすすめです。電源容量が850Wと多めなので将来的にグラボを換装したい場合にも対応できるモデルが多くなります。具体的に現行モデルのハイエンドクラスRTX3090も動かせるほど。80PLUS GOLDで品質も高い。おまけにミドルタワーであれば拡張性や冷却性にも優れています。他2モデルのミニタワーでは上位グラボがケース内に収まりきらない可能性も大きい。
パソコン工房『LEVEL-M06M124-RBX』は最安値かつキーボード&マウスも付属なのでデバイス初期費用も抑えることができるので実質的な価格差はもう少し大きいでしょう。どうせスペック不足を感じた時にはパソコン1台まるまる買い替えるなんて方には最高の1台かもしれません。
ドスパラ『GALLERIA RM5C-R36』は最短翌日出荷に対応しているので、購入するからには早く届いてほしい、すぐにでもPCゲームを遊びたいという方の選択肢とはなるでしょう。ただし比較モデルの中ではコスパは最悪となります。
誰向け?
- 将来性あり、コスパ最強:PG-PH12(本モデル)
- 最安値、キーボード&マウス付属:LEVEL-M06M124-RBX
- 最短翌日出荷対応:GALLERIA RM5C-R36
PG-PH12 評価まとめ
特徴まとめ
- コスパに優れている
- ライティング対応
- 納期が遅め
ストーム『PG-PH12』について解説してきました。
このモデルだけに言えることでもないですが、ストームはとにかくコスパが良すぎます。
RTX3060搭載でフルHD144fps安定プレイ可能な性能です。
ケースデザインも良く、ピカピカと光るゲーミングPCが欲しいという方にもおすすめです。
PG-PH12
CPU | Intel Core i5-12400 |
グラボ | RTX 3060 |
メモリ | 16GB DDR4 |
SSD | 500GB(M.2規格) |
マザボ | B660 Micro-ATX DDR4 |
光学ドライブ | なし |
電源 | 850W 80PLUS GOLD認証 |
ケース | MetallicGear NE520A |
OS | Windows11 Home |
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