本記事では、ストームの『PG-PD12』の性能やスペック解説をしています。
最新パーツを採用したRTX3080搭載ゲーミングPCでコスパ重視という方におすすめのモデルとなります。
特徴まとめ
- 最新規格DDR5メモリ搭載
- 高品質大容量電源搭載
- デザイン良し
- コスパに優れている
- 納期が遅め
PG-PD12のスペック
CPU | Intel Core i7-12700 |
グラボ | RTX 3080 |
メモリ | 16GB DDR5 |
SSD | 1TB(M.2 Gen4) |
マザボ | MSI Z690-A WIFI DDR5 |
光学ドライブ | なし |
電源 | 1200W 80PLUS Platinum |
ケース | MetallicGear NE520A |
OS | Windows11 Home |
PG-PD12のゲーミング性能
RTX3080搭載ということでハイスペックに分類されるでしょう。
タイトル | フルHD 低画質 | フルHD 高画質 | 4K 低画質 | 4K 高画質 |
Apex Legends | 300fps | 225fps | 190fps | 110fps |
フォートナイト | 300fps↑ | 230fps | 230fps | 90fps |
Valorant | 300fps↑ | 280fps | 260fps | 230fps |
フルHDであれば高画質でも240Hzモニターを活かせそうです。極端に高画質に設定したものなので調整さえすれば大丈夫そうです。
4K低画質でも144fps以上出せる性能と素晴らしいです。
こんな方におすすめ
- フルHD高画質240fpsプレイしたい
- 4Kゲーミングを安価でプレイしたい
フルHDのみで144Hzモニターでも良い方ならオーバースペックかもしれません。
グレード | 性能目安 |
NEW! RTX4090 | 4K 高画質・高フレームレート |
NEW! RTX4080 | |
NEW! RTX4070 Ti | 4K 高画質 |
4K 低画質 WQHD 高画質 |
|
NEW! RTX4070 | |
WQHD 低中画質 フルHD 240fps安定 |
|
NEW! RTX4060 Ti | フルHD 144fps安定 (240fpsも狙えるが安定ではない) |
NEW! RTX4060 | |
RTX3060 Ti | |
RTX3060 | |
フルHD 144fps (場面によっては100fpsくらいまで落ち込む) |
|
RTX3050 | |
フルHD100fps |
PG-PD12のパーツ解説
CPU
ポイント
Intel Core i7-12700
ゲーム性能〇
動画編集や配信などもこなします。
現行最新12世代Intel Core i7-12700搭載でかなり高性能です。
RTX3070 以上であればi5ではボトルネックも気になってくるのでi7-12700は相性が良いです。
動画編集や配信もこなしてくれる良いCPU。
メモリ
ポイント
- 最新規格DDR5採用
メモリは最新規格であるDDR5で16GB搭載です。DDR4とDDR5では互換性が無く、今後DDR5が主流になると考えると先取りしておけるのは非常に嬉しいです。
ほとんどのゲームは16GBでも足りますが、タルコフなど一部のゲームをプレイする場合や動画編集や配信もするなら32GBあった方が良いこともあり安心です。
SSD
SSDは1TB(M.2 Gen4)搭載です。
容量に関しては基本的には1TBもあれば十分かと思います。最近のゲームは1タイトル50GB~100GBくらいが多いので、タイトル数に応じて容量変更も検討してください。
標準で最新世代Gen4と抜け目が無いです。
マザーボード
マザーボードはMSI PRO Z690-A WIFI DDR5搭載です。
MSIといえば自作PCユーザーからも人気の高いメーカーで品質は間違いありません。
名前の通りWi-Fi(無線LAN)に対応しているので、有線ので接続が厳しいという方でもインターネットへの接続が可能となります。もちろん有線のほうが高速かつ安定なので有線がおすすめですけど。
電源
1200W電源を搭載。80PLUS PLATINUMと品質も高い。
高消費電力のCPUとグラボをしっかりと稼働させてくれます。
出力 | |||
規格 | 20% | 50% | 100% |
80PLUS STANDARD | 80% | 80% | 80% |
80PLUS BRONZE | 82% | 85% | 82% |
80PLUS SILVER | 85% | 88% | 85% |
80PLUS GOLD | 87% | 90% | 87% |
80PLUS PLATINUM | 90% | 92% | 89% |
80PLUS TITANIUM | 92% | 94% | 90% |
BTOパソコンで80 PLUS TITANIUMの販売は見かけたことがないので、80PLUS PLATINUM は実質最上位と言ってもよい電源です。
ケース
ケースはミドルタワーの「METALLICGEAR NEO AIR」を採用しています。ケースサイズ:高さ460mm 奥行450mm 幅200mm
フロントに2、リアに1の合計3つのRGBファンを搭載しています。
フロントはメッシュ状になっており、通気性が高いので冷却性能が期待できます。
3.5インチHDDベイ2基、2.5インチSSDベイ3基搭載とストレージ増設も余裕があります。標準ではM.2 SSD500GBだけですが、ストレージは後から自分で増設するのもありですね。
フロントIO:USB3.0 x2/ヘッドホン/マイク/リセット/LEDコントロール/電源
IO周りはトップ(天面)にあります。
USB3.0×2ポートと何かと便利かなと思います。
サイドパネルはガラスパネルで内部が見える構造となっています。
個人的にはガラスパネルが好きなのでこれは嬉しいデザイン。
PG-PD12の強み
最新規格DDR5メモリ搭載
メモリは最新規格であるDDR5です。
DDR4とDDR5では互換性が無く、今後DDR5が主流になると考えると先取りしておけるのは非常に嬉しいです。
例えば今、DDR4メモリのゲーミングPCを買うとして、後ほどDDR5に換装したい場合はマザーボードも交換する必要があります。
マザーボードの交換となると、自作PCを組み立てられるほどの知識が必要になってきます。
最新規格を先取りすることで今後の寿命も長いのでおすすめです。
コスパが良い
- DDR5メモリ
- 1200W 80PLUS PLATINUM電源
- デザインの良いケース
など非の打ち所がないスペックでありながらCore i7-12700 + RTX3080 構成では業界最安値ととにかくコスパに優れています。
RTX3080以外のゲーミングPCにおいてもストームでは圧倒的コスパを実現しています。

PG-PD12の弱み
納期は遅め
ストームでは執筆現在で5~6日営業日での出荷となっています。
たぶん、ゲーミングPCを注文したら届くのが待ち遠しくて仕方ないはず。どうしても早く欲しいという方はやはりドスパラやSEVENといった選択肢が必要になってくるかもしれません。
メーカー | 出荷目安 |
ドスパラ | 1~3日 |
SEVEN | 1~5日 |
Astromeda | 1~2日 |
パソコン工房 | 2~7日 |
ツクモ | 4日~ |
ストーム | 5~6日 |
アーク | 7~10日 |
VSPEC | 5~14日 |
フロンティア | 7~21日 |
サイコム | 7~12日 |
G-Tune | 7~28日 |
とはいえBTOパソコンメーカー全体で見れば決して納期が遅いというわけでもありません。
むしろこれだけのコスパを実現できるのであれば5~6日くらいは待ちたいものです。
PG-PD12の競合モデル
PG-PD12
|
G-Tune EP-Z | GALLERIA XA7C-R38 | |
特徴 | 安さ重視 | ハイスペック | 納期重視 |
メーカー | ストーム | マウスコンピューター | ドスパラ |
CPU | Core i7-12700 | Core i9-12900KF | Core i7-12700 |
グラボ | RTX3080 | RTX3080 | RTX3080 |
メモリ | 16GB DDR5 | 32GB DDR4 | 16GB DDR4 |
SSD | 1TB(M.2 Gen4) | 1TB(M.2 Gen4) | 1TB(M.2 Gen3) |
HDD | なし | 4TB | なし |
電源 | 1200W PLATINUM | 1000W PALTINUM | 750W GOLD |
マザボ | Z690 ATX | Z690 ATX | H670 ATX |
光学ドライブ | なし | DVD |
なし |
ケース | ミドルタワー | フルタワー | ミドルタワー |
OS | Windows11 Home | Windows11 Home | Windows11 Home |
商品ページ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
PG-PD12 評価まとめ
特徴まとめ
- 最新規格DDR5メモリ搭載
- 高品質大容量電源搭載
- デザイン良し
- コスパに優れている
- 納期が遅め
ストームのPG-PD12について解説してきました。
DDR5メモリやGen4 SSD搭載など、最新規格のパーツが採用されているモデルになります。それでいて価格は控えめなのでコスパが抜群に良い。
1200W電源で次世代のグラボにも対応できることでしょう。
RTX3080搭載ゲーミングPCをコスパ重視で欲しいという方にはおすすめの1台です。
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