特徴まとめ
- ハイスペック
- コスパやばい
- 保証/サポートに優れている
- 用途によってはオーバースペック
マウスコンピューターの『G-Tune HP-Z-SP(プレミアムモデル)』の性能やスペック解説をしています。
全てにおいてハイスペックなので高性能ゲーミングPCが欲しい方にはおすすめです。
マウスコンピューターでは保証やサポートにも優れているのでパソコンについての知識のない方にも安心です。
G-Tune HP-Z-SPのスペック
CPU | Core i9-12900KF |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー 360mm |
グラボ | RTX3080 Ti |
メモリ | 64GB |
SSD | 1TB M.2 Gen4 |
HDD | 4TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 1200W 80PLUS PLATINUM |
ケース | G-Tune フルタワー |
OS | Windows11 Home |
G-Tune HP-Z-SPのゲーミング性能
RTX3080 Ti搭載ということでハイエンドに限りなく近いゲーミング性能を持っています。
タイトル | フルHD 低画質 | フルHD 高画質 | 4K 低画質 | 4K 高画質 |
Apex Legends | 300fps↑ | 244fps | 190fps | 110fps |
フォートナイト | 300fps↑ | 210fps | 250fps | 80fps |
Valorant | 300fps↑ | 270fps | 250fps | 210fps |
上記のようなFPSゲームは画質を落とす方が有利なのですが、高画質プレイでも240Hzモニターを活かせる性能です。
これだけハイスペックとなると4Kゲーミングでの運用が想定されているでしょうね。4Kでも低画質なら144fps以上と素晴らしいゲーミング性能。
グレード | 性能目安 |
NEW! RTX4090 | 4K 高画質・高フレームレート |
NEW! RTX4080 | |
NEW! RTX4070 Ti | 4K 高画質 |
4K 低画質 WQHD 高画質 |
|
NEW! RTX4070 | |
WQHD 低中画質 フルHD 240fps安定 |
|
NEW! RTX4060 Ti | フルHD 144fps安定 (240fpsも狙えるが安定ではない) |
NEW! RTX4060 | |
RTX3060 Ti | |
RTX3060 | |
フルHD 144fps (場面によっては100fpsくらいまで落ち込む) |
|
RTX3050 | |
フルHD100fps |
G-Tune HP-Z-SPのパーツ解説
CPU
ポイント
Intel Core i9-12900KF
ゲーム性能:☆
動画編集や配信:☆
Intel第12世代Core i9-12900KFと最高峰のCPUを搭載。
RTX3090の凄まじいゲーミング性能を引き出すのにはうってつけのCPUです。
ゲームだけでなく動画編集や配信もしたいという方も安心です。
メモリ
メモリはDDR4の64GB搭載。
ほとんどのゲームは16GBでも足りますが、タルコフなど一部のゲームをプレイする場合や動画編集や配信もするなら32GBあった方が良いです。
しかし本モデルG-Tune HP-Z-SPは驚愕の64GBなので何をするにしても困ることがありません。
SSD
Samsung製の1TB(M.2 Gen4)搭載です。
容量に関しては基本的には1TBもあれば十分かと思います。最近のゲームは1タイトル50GB~100GBくらいが多いので、タイトル数に応じて容量変更も検討してください。
また標準で最新のGen4搭載でより高速です。
電源
1200W 80PLUS PLATINUM電源を搭載。
容量も十分で次世代グラボRTX40シリーズにも対応でき、80PLUS PLATINUMと品質も良いです。
出力 | |||
規格 | 20% | 50% | 100% |
80PLUS STANDARD | 80% | 80% | 80% |
80PLUS BRONZE | 82% | 85% | 82% |
80PLUS SILVER | 85% | 88% | 85% |
80PLUS GOLD | 87% | 90% | 87% |
80PLUS PLATINUM | 90% | 92% | 89% |
80PLUS TITANIUM | 92% | 94% | 90% |
BTOパソコンで80 PLUS TITANIUMの販売は滅多に見かけないので、80PLUS PLATINUM は実質最上位と言ってもよい電源です。
ケース
[本体] 215(幅)×490(奥行き)×481(高さ) mm
[突起物含む] 220(幅)×490(奥行き)×501(高さ) mm
G-Tuneオリジナルのフルタワーケースを採用。
サイドパネルは標準では一部メッシュ状となったパネルですが、カスタマイズ画面にてガラス仕様やLEDファンへの変更も可能となっています。
パワースイッチ
アクセスランプ
USB 3.0×2
USB 2.0×2
マイク入力(モノラルミニジャック) x1
ヘッドセット接続端子x1
前面の上部にはUSB端子が4つと多く、何かと使い勝手が良いかと思います。
最近はType-C端子の付いているケースも増えてきていますが、G-Tune専用ケースでは対応していないので注意しましょう。
G-Tune HP-Zの強み
ハイスペック
やはりG-Tune EP-Zの強みはかなりのハイスペックな点でしょう。ノンカスタマイズでスペック盛り盛りゲーミングPCが欲しいならおすすめです。
- 高性能CPU Core i9-12900KF
- メモリ64GB
- Gen4 SSD1TB+HDD4TB
- 1200W 80PLUS PLATINUM電源
高性能なCPUと大容量メモリ64GBで動画編集やゲーム配信などにも最適です。
またSSDにはゲームをインストールして、動画ファイルなどはHDDに保存などの使い分けができます。HDDは4TBもありますからデータ保存に困ることはないでしょう。
デスクトップPCも電源ユニットとコンセントを繋ぎ電気を受け入れています。コンセントは交流ですが、PCや家電は直流で動作します。
電源ユニットは交流を直流に変換する役割も持っており、その時の変換効率が80%以上であるものを80PLUS認証とされています。名前の通りですね。
効率が高いと、負荷が少なくなったり、発熱を抑えられたり、電気代削減といったメリットがあります。
80PLUS上位グレードのPLATINUMということで非常に良い電源です。
コスパやばい
とりあえずコスパやばいの一言に尽きます。G-Tuneって基本的には競合モデルと比較したら高くなってしまうんですけど、本モデルはコスパに優れています。
G-Tuneのハイスペックグラボ搭載機は標準でメモリやストレージが盛り盛りなので、そんなに必要ないよという方には価格が高くなってしまうので不向きかもしれません。なので最低限のメモリやストレージを搭載した競合モデルを選んだ方が安く抑えることは可能だったりします。例えば同じCPUとグラボ性能であれば『LEVEL-R769-LC129K-WAX』が最安値でしょう。
ただG-Tune HP-Z-SPと同じメモリ、ストレージ、電源にカスタマイズした場合には439,800円とか不可能。コスパがとんでもない。
コスパ最強のRTX3080 Ti搭載ゲーミングPCが欲しければこれ1択になります。
保証・サポートに優れている
G-Tuneは有名なマウスコンピューターのゲーミングPCブランドとなります。
マウスコンピューターというとテレビのCMなどでも見たことがある方は多いのではないでしょうか。
多くの補償内容があります。
- センドバック修理:自分で製品をサポートセンターに送付する。
- ピックアップ修理:自宅に集荷に来てもらいサポートセンターへ回収してもらう。
- オンサイト修理:技術者がパソコン設置場所に訪問して、不具合のある部品を交換する。
また24時間365日電話サポートにも対応しています。
BTOメーカーでは電話サポートの受付時間が短いところも多々あり、お仕事や学校などで時間が取りづらい方でも安心でしょう。
G-Tune HP-Z-SPの弱み
用途によってはオーバースペック
この後にも競合モデルと比較をしていますが、G-Tune HP-Z-SPはメモリ64GBやHDD4TB搭載などとにかくハイスペックです。
ゲームだけならメモリは16GB、まぁ余裕をもって32GBもあれば十分な現状。また動画編集なんかもしないのであればHDD4TBって使い道に困るレベル。
なので用途によってはオーバースペックなので、スペックを落として予算を抑えることも競合モデルであれば可能だったりします。
残念ながらG-Tuneではダウングレードには対応していないので本モデルのスペックを落として予算を抑えることは不可能になります。
なので安さ重視なら他メーカーの選択を余儀なくされるでしょう。
G-Tune HP-Z-SPの競合モデル
G-Tune HP-Z-SP
|
LEVEL-R769-LC129K-WAX | GALLERIA ZA9C-R38T | |
特徴 | コスパ最強 | 安さ重視 | 知名度No.1 |
メーカー | マウスコンピューター | パソコン工房 | ドスパラ |
CPU | Core i9-12900KF | Core i9-12900K | Core i9-12900K |
グラボ | RTX3080 Ti | RTX3080 Ti | RTX3080 Ti |
メモリ | 64GB DDR4 | 32GB DDR4 | 16GB DDR4 |
SSD | 1TB Gen4 | 1TB Gen3 | 1TB Gen4 |
HDD | 4TB | なし | なし |
電源 | 1200W PLATINUM | 800W GOLD | 850W GOLD |
マザボ | Z690 | Z690 | Z690 |
光学ドライブ | DVD | なし | なし |
ケース | フルタワー | ミドルタワー | ミドルタワー |
OS | Windows11 Home | Windows11 Home | Windows11 Home |
商品ページ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ゲーミングPCの価格変動は激しいため更新が追い付かない場合もあり、もしかするとここに記載しているよりも高い場合はガッカリさせてしまうこともあるかもしれないので常に最新情報である公式サイトで確認してほしいと思います。
コスパ最強なのが本モデル『G-Tune HP-Z-SP』です。メモリ64GBとインパクトが強く、SSDだけでなくHDD4TBも標準装備とストレージに困ることもありません。電源容量も余裕があり次世代グラボRTX40シリーズにも対応でき、80PLUS PLATINUMと品質も高い。上記競合モデルをこれと同じスペックにした場合この価格を余裕で越えてしまいます。いかにコスパに優れているか理解いただけるはず。
安さ重視ならばパソコン工房の『LEVEL-R769-LC129K-WAX』がおすすめです。メモリが32GBとSSD容量が1TBと十分すぎる性能で価格もかなり抑えることが出来ます。キーボード&マウスも付属なので初めてゲーミングPCを購入する方ならデバイス代も浮かすことが可能。G-Tune HP-Z-SPではオーバースペックでもう少し予算を抑えたいならこれがおすすめ。
ドスパラの『GALLERIA ZA9C-R38T』は残念ながら現在は販売終了となっています。ドスパラではRTX3080 Ti搭載機は販売されておらず、他メーカーを選んで貰う他ないのが現状です。
G-Tune HP-Z-SP 評価まとめ
特徴
- ハイスペック
- コスパやばい
- 保証 , サポートに優れている
- 用途によってはオーバースペック
マウスコンピューターの『G-Tune HP-Z-SP』について解説してきました。
メモリ64GB、Gen4 SSD1TB+HDD4TB、大容量1200W 80PLUS PLATINUMと何を取ってもとにかくハイスペック。
ダウングレードによる値下げは不可能なのでオーバースペックという方にとっては、スペックと価格を抑えた競合モデルという選択肢がありますが、このスペックをこの価格で実現しているのは本モデルのみ。とにかくコスパがやばいの一言。
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