特徴まとめ
- 最高品質電源を搭載
- コスパに優れている
- 納期は遅め
ツクモの『G-GEAR neo GX9J-F221/ZB』の性能やスペック解説をしています。
最高峰の品質を確保しながらも価格が抑えられたコスパに優れたモデルです。
高スペックパーツは納期を必要とするみたいで出荷目安は7日営業日と遅めですが、RTX3090 Ti搭載ゲーミングPCが軒並みBTOメーカーから姿を消している今、他の選択肢はありません。
目次
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBのスペック
CPU | Intel Core i9-12900K |
CPUクーラー | 水冷 240mm |
グラボ | RTX 3090 Ti |
メモリ | 32GB DDR4 |
SSD | 1TB M.2 Gen4 |
電源 | 1250W 80PLUS TITANIUM認証 |
ケース | G-GEAR フルタワー |
OS | Windows11 Home |
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBのゲーミング性能
RTX3000シリーズのフラッグシップモデルです。
タイトル | フルHD 低画質 | フルHD 高画質 | 4K 低画質 | 4K 高画質 |
Apex Legends | 300fps↑ | 240fps | 190fps | 130fps |
フォートナイト | 300fps↑ | 240fps | 230fps | 110fps |
Valorant | 300fps↑ | 280fps | 260fps | 230fps |
フルHDであれば高画質でも240Hzモニターを活かせそうです。極端に高画質に設定したものなので調整さえすれば大丈夫そうです。
4K低画質でも144fps以上出せる性能と素晴らしいです。
こんな方におすすめ
- 性能の妥協を許さない
- 4K最高画質を快適プレイ
フルHDのみで144Hzモニターでも良い方ならオーバースペックです。
グレード | 性能目安 |
NEW! RTX4090 | 4K 高画質・高フレームレート |
NEW! RTX4080 | |
NEW! RTX4070 Ti | 4K 高画質 |
RTX3090 Ti(販売終了) | |
RTX3090(販売終了) | |
RTX3080 Ti(販売終了) | 4K 低画質 WQHD 高画質 |
NEW! RTX4070 | |
RTX3080(販売終了) | |
RTX3070 Ti | WQHD 低中画質 フルHD 240fps安定 |
RTX3070 | |
RTX3060 Ti | フルHD 144fps安定 (240fpsも狙えるが安定ではない) |
RTX3060 | |
GTX1660 Ti(販売終了) | フルHD 144fps (場面によっては100fpsくらいまで落ち込む) |
RTX3050 | |
GTX1660 SUPER(販売終了) | |
GTX1650(販売終了) | フルHD100fps |
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBのパーツ解説
CPU
ポイント
Intel Core i9-12900KF
ゲーム性能:☆
動画編集や配信:☆
Intel第12世代Core i9-12900KFと最高峰のCPUを搭載。
RTX3090 Tiの凄まじいゲーミング性能を引き出すのにはうってつけのCPUです。
ゲームだけでなく動画編集や配信もしたいという方も安心です。
メモリ
メモリはDDR4の32GB搭載。
ほとんどのゲームは16GBでも足りますが、タルコフなど一部のゲームをプレイする場合や動画編集や配信もするなら32GBあった方が良いです。
しっかりと32GB搭載なので安心してゲームや作業を行うことができます。
SSD
1TB(M.2 Gen4)搭載です。
標準でCrucial製と高品質で嬉しいですし、カスタマイズにて人気の高いSamsung製など有名所のSSDが選択可能です。
容量に関しては基本的には1TBもあれば十分かと思います。最近のゲームは1タイトル50GB~100GBくらいが多いので、タイトル数に応じて容量変更も検討してください。
また標準ではGen4ですが、Gen3へのダウングレードも可能で価格を抑えることも可能です。
ぶっちゃけただゲームをするだけならそれほどGen4とGen3の効果を体感できることも無いため予算を抑えたいならGen3でもOK。
動画ファイルなど頻繁に扱うならGen4が爆速でおすすめですね。
電源
1250W 80PLUS TITANIUMを搭載。
容量に関しては特に問題は無いのですが、注目したいのが80PLUS TITANIUMという点でしょう。最高品質の電源となります。
カスタマイズで選択できるのは850W 80PLUS GOLD電源だけですので特に理由が無ければ価格を下げることはできますがカスタマイズ非推奨です。
ケース
自作PCユーザーからも高い支持を得ているCooler Masterとツクモの共同企画したケースでツクモ G-GEAR neo限定モデルとなります。
G-GEAR neo(フルタワー):235(幅)×512(奥行)×548(高さ)
G-GEAR(ミドルタワー):190(幅)×475(奥行)×435(高さ)
G-GEAR Aim(ミニタワー):210(幅)×415(奥行)×400(高さ)
参考までにツクモG-GEARシリーズの他サイズとの比較は上記。
そのスペックさながら本モデルG-GEAR neoはケースサイズもかなり大きなものとなっています。フルタワーケースなので置き場所を確保できないなんてこともありそう。
USB 3.0 Type-A x2
USB 2.0 Type-A ×2
マイク入力(モノラルミニジャック) x1
ヘッドセット接続端子x1
電源ボタンやUSB接続端子はケース上部に集約されています。
USB端子が4端子あるので何かと便利かなと思います。
フロントに140mmファン×2、リアに140mmファン×1が標準搭載。
トップには120mmファン×2、フロントに120mmもしくは140mmを追加可能な拡張性。ただしツクモではカスタマイズできないので、ファンを追加して冷却性能を上げたいなら自身でファンを購入して取り付ける必要があります。
またフロントを3連ファン構成にするのであれば、5インチベイは取り外す必要があります。
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBの強み
最高品質電源
80PLUS認証の最高峰であるTITANIUM電源を搭載しています。BTOパソコンではこの80PLUS TITANIUMを搭載しているモデルはほとんどありません。カスタマイズ性の高いメーカーで選べるくらいですかね。
しかしG-GEAR neo GX9J-F221/ZBでは標準で最高品質電源を搭載と素晴らしい。
出力 | |||
規格 | 20% | 50% | 100% |
80PLUS STANDARD | 80% | 80% | 80% |
80PLUS BRONZE | 82% | 85% | 82% |
80PLUS SILVER | 85% | 88% | 85% |
80PLUS GOLD | 87% | 90% | 87% |
80PLUS PLATINUM | 90% | 92% | 89% |
80PLUS TITANIUM | 92% | 94% | 90% |
電源ユニットは交流を直流に変換する役割も持っており、その時の変換効率が80%以上であるものを80PLUS認証とされています。名前の通りですね。
80PLUSにもグレードがあり高いものほど変換効率も良くなり、効率が高いと、負荷が少なくなったり、発熱を抑えられたり、電気代削減といったメリットがあります。
コスパに優れている
- 最高峰CPU
- ハイエンドRTX3090 Ti
- 高級マザーボードASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4
- Gen4 SSD
- 最高品質電源
全てにおいて最高のパーツを使用しているので品質も良いながらも価格はかなり安く抑えられているのでコスパに優れています。
現状、RTX3090 Ti搭載ゲーミングPCを販売しているBTOメーカーが少なくなってきているので選択肢があまり多くありません。数少ない選択肢であるこちらのモデルがコスパに優れているのであれば迷うことなく購入に踏み切っても良いと言えます。
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBの弱み
出荷目安は7日と遅め
本モデルの出荷予定は7営業日後とツクモ内でも遅めの納期となっています。
ゲーミングPCを購入するからには早く届いて欲しいという方も多いでしょう。待つに待ちきれないという方には納期の早いメーカーを選んでもらう他ない。
ただ、RTX3090 Ti搭載ゲーミングPCが軒並みBTOショップでは在庫切れという状況なので、他の選択肢が無いという状況ではあります。
どうしてもハイエンドグラボが欲しい場合はやはり本モデルがおすすめです。
G-GEAR neo GX9J-F221/ZB 競合モデル
GX9J-F221/ZB
|
GALLERIA ZA9C-R38T | LEVEL-R769-LC129K-ZAX | |
特徴 | コスパ最強 | 知名度No.1 | 安さ重視 |
メーカー | ツクモ | ドスパラ | パソコン工房 |
CPU | Core i9-12900KF | Core i9-12900K | Core i9-12900K |
グラボ | RTX3090 Ti | RTX3090 Ti | RTX3090 Ti |
メモリ | 32GB DDR4 | 32GB DDR5 | 32GB DDR4 |
SSD | 1TB Gen4 | 1TB Gen4 | 1TB Gen3 |
HDD | なし | 2TB | なし |
電源 | 1250W TITANIUM | 1000W PLATINUM | 1200W PLATINUM |
マザボ | Z690 | Z690 | Z690 |
光学ドライブ | なし | なし | なし |
ケース | フルタワー | ミドルタワー | ミドルタワー |
OS | Windows11 Home | Windows11 Home | Windows11 Home |
商品ページ | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
2022年9月在庫状況
LEVEL-R769-LC129K-ZAXは現在在庫切れとなっています。
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBはCPUの内蔵GPU機能を無くしたKFモデルを採用することにより価格を抑えられています。また最大の特徴は80PLUS TITANIUM電源でしょう。最高品質の電源でAmazonなどでもなかなか購入できない代物。1200W PLATINUM電源は3万円前後ですが、TITANIUM電源は7万円程と価格差がとてつもないです。そんな電源を搭載しながらもこれだけ価格を抑えられているのはコスパ最強と謳って良いでしょう。
GALLERIA ZA9C-R38TはSSD + HDD構成であったり、最新規格であるDDR5メモリを搭載などスペックは高い感じですかね。ただDDR5メモリはゲームに最適化されておらず本来のスペックを活かしきれないというのが現状なので大きなアドにはならない。
LEVEL-R769-LC129K-ZAXはとりあえず価格は一番安いですね。特に他モデルより秀でた点はなくただただ安くハイエンドゲーミングPCが購入できるモデルです。
G-GEAR neo GX9J-F221/ZB 評価 まとめ
特徴まとめ
- 最高品質電源を搭載
- コスパに優れている
- 納期は遅め
G-GEAR neo GX9J-F221/ZBについて解説してきました。
現行最強のゲーミングPCでフルHDはもちろん4K最高画質でのプレイも可能です。
最高品質である80PLUS TITANIUM電源搭載と素晴らしい。
その他にも高級マザーボード、Gen4 SSD、フルタワーケースなど価格が高くなりそうな構成なものの抑えられた価格設定でコスパに優れています。
高スペックパーツは納期を必要とするみたいで出荷目安は7日営業日と遅めですが、RTX3090 Ti搭載ゲーミングPCが軒並みBTOメーカーから姿を消している今、他の選択肢はありません。
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